10月のリリースからほぼ毎週のようにライブで
ちょっと慌ただしかったここ数ヶ月。
2月は月末に東北に行きますが
やっとひと息ついたので、本、映画など〜
谷川俊太郎「あたしとあなた」読了。
先日の鎌倉molnさんでのライブ「貸切り図書館41冊目」でご紹介させてもらった本です。
この詩のためだけの特別な紙を作るところから始めたという
まるで工芸品のような素晴らしい装丁。
「あたしとあなた」というテーマは
私が英語で歌詞を書くときに必ず意識させられること。
日本語は主語がなくても成立するけれど。
そのシンプルな「あたしとあなた」だけで
こんなにもいろんな感情や感覚を表現する谷川氏の詩。
個人的には、主語が「僕」でも「俺」でもなく「あたし」なので
なんだか中間的な性別の感じもしたりして
面白いと同時に人間そのものに立ち入っていくような深〜い感情の森です。
こだま「夫のちんぽが入らない」読了。
ガチの実話です。
愛って、人間って、なんなんだろ。
深く深く考えさせられる、というか今も答えはまったく出ていない。
この本の中でも出ていない。
帯には松尾スズキ氏が
「”結婚”という名の怪我をした、血まみれ夫婦の20年史」って書いてるけど
果たして結婚が問題だったのだろうか?とも思う。
離婚する人はいくらでもいるこのご時世。
愛と執着、愛と生殖、愛と幸せ、、、
ぐるぐるぐる考えさせられる〜〜
しかも装丁は昔のバンド仲間、シュガプラでもお世話になっている江森君でした!
村田沙耶香「コンビニ人間」読了。
36歳未婚コンビニアルバイト歴18年の女子が主人公
芥川賞受賞の小説です。
作者はうちのオットと同じ年だ。
もしかしたらこの年代の人々の感覚を象徴しているのかなとも思わされます。
0と1、二進法みたいな思考回路
物心つく頃からパソコンのある世代が持ってるような感覚
私はその世代ともっと上のアナログ世代のちょうど中間
グラデな世代のようでどちらもなんとなく分かるのだけど。
先のこだまさんも彼女と多分近い世代と思うのですが
この世代特有の絶望感は深い。
映画館で見たかったのだけど、、、やっとDVDになったので。
AMYの自伝的ドキュメンタリー。
月とスッポンではありますが
同じく曲を書き歌う者として身につまされる思いでした。
みんなきっと何かを埋めあわせるようにして歌ってる。
その闇をきちんと扱える人間ばかりではないことを
自分でも薄々気づき始めてはいる。
AMYの繊細さはリスナーとしてはありがたいけれど
一人の女性の人生にとっては破滅的。
おまけ。
先日の大宮でのライブ楽しかったです♪
Facebookになりますが写真いっぱいアップしているので
よかったら見てみてね☆
https://www.facebook.com/chinatsu.shoyama
ちょっと慌ただしかったここ数ヶ月。
2月は月末に東北に行きますが
やっとひと息ついたので、本、映画など〜
谷川俊太郎「あたしとあなた」読了。
先日の鎌倉molnさんでのライブ「貸切り図書館41冊目」でご紹介させてもらった本です。
この詩のためだけの特別な紙を作るところから始めたという
まるで工芸品のような素晴らしい装丁。
「あたしとあなた」というテーマは
私が英語で歌詞を書くときに必ず意識させられること。
日本語は主語がなくても成立するけれど。
そのシンプルな「あたしとあなた」だけで
こんなにもいろんな感情や感覚を表現する谷川氏の詩。
個人的には、主語が「僕」でも「俺」でもなく「あたし」なので
なんだか中間的な性別の感じもしたりして
面白いと同時に人間そのものに立ち入っていくような深〜い感情の森です。
こだま「夫のちんぽが入らない」読了。
ガチの実話です。
愛って、人間って、なんなんだろ。
深く深く考えさせられる、というか今も答えはまったく出ていない。
この本の中でも出ていない。
帯には松尾スズキ氏が
「”結婚”という名の怪我をした、血まみれ夫婦の20年史」って書いてるけど
果たして結婚が問題だったのだろうか?とも思う。
離婚する人はいくらでもいるこのご時世。
愛と執着、愛と生殖、愛と幸せ、、、
ぐるぐるぐる考えさせられる〜〜
しかも装丁は昔のバンド仲間、シュガプラでもお世話になっている江森君でした!
村田沙耶香「コンビニ人間」読了。
36歳未婚コンビニアルバイト歴18年の女子が主人公
芥川賞受賞の小説です。
作者はうちのオットと同じ年だ。
もしかしたらこの年代の人々の感覚を象徴しているのかなとも思わされます。
0と1、二進法みたいな思考回路
物心つく頃からパソコンのある世代が持ってるような感覚
私はその世代ともっと上のアナログ世代のちょうど中間
グラデな世代のようでどちらもなんとなく分かるのだけど。
先のこだまさんも彼女と多分近い世代と思うのですが
この世代特有の絶望感は深い。
映画館で見たかったのだけど、、、やっとDVDになったので。
AMYの自伝的ドキュメンタリー。
月とスッポンではありますが
同じく曲を書き歌う者として身につまされる思いでした。
みんなきっと何かを埋めあわせるようにして歌ってる。
その闇をきちんと扱える人間ばかりではないことを
自分でも薄々気づき始めてはいる。
AMYの繊細さはリスナーとしてはありがたいけれど
一人の女性の人生にとっては破滅的。
おまけ。
先日の大宮でのライブ楽しかったです♪
Facebookになりますが写真いっぱいアップしているので
よかったら見てみてね☆
https://www.facebook.com/chinatsu.shoyama