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直也君の音楽関係のお友達のブラジル人やフランス人
なお宿や青い家の人たちなど
たくさんの人が集まってくれました。

第1部はちなぼん
そして第2部はブラジル人男性のギターでみんなで歌い踊り
そしてまたちなぼんみたいな感じで
ブラジルのコラサォンと日本のこころの
交換会みたいな感じになった。笑

こんなあたしの音楽でも
(ことばは通じなくても)
こころは通じるのだなー。
それをここバイーアでも実感できたことに
われながらとても感動しました。

演奏が終わったあと
ブラジル人の女性に「Muito axe!」と言われ
すっごくうれしかった!
(AXEとは“聖なる”という意味なそうな)

こんなにステキなライブを実現させてくれた
直也君はじめみなさまに感謝です!

バスに乗って1時間ほど。
アレンベペというビーチへ。
天気は曇り。風が強くて蒸す。

バスを降りてから砂浜を
びゅうびゅうと吹き付ける風の中
数十分歩いた。
途中「亀の博物館」で甲羅のない亀を見た。
水中でものうげにただよっていた。

川が見えてきて
海と川とにはさまれた狭い地帯に
直也君の友達が工房を持って住んでいて
おじゃまする。
チキンを彼の釜で焼いてもらっている間
ギターとタイコでセッション。
彼の釜で焼いたチキンは
ほどよくスモークされていて激ウマ!

昼食の後は川で泳いだ。
だれもいない。
泳いでいて気が付いた。
景色が先日見た夢とそっくりだ。
白い光、花畑、銀色に煙る川
風の音、波の音、椰子の木の葉の音、これしかしない。
人工音がまったくしないから夢のようだったのかな。
風の中に精霊の声を聞く。

この川は夏になると
完璧に干上がってしまうそうなのだけど
あたしが行く前にまた少し雨がふったので
復活してきたそうです。よかったな。

なぞのおじいさんはいなかったけど
ホント天国のようなところで
うれしくて涙があふれた。
帰りたくなくて地面にはいつくばった。

アレンベペでもう1軒訪ね
またもや歌ったり。
(ここでもギターとタイコが当然のように出てきた)
アランベペのバーデンパウエル(笑)にも遭遇。
つーかブラジル人のギターはみんな
それぞれ個性があっていい味出してます。

で、いつのまにか真っ暗になっていて
慌てて帰りのバスに乗る。

けど意外と時間があったことに気付き
イタプアンで途中下車。
ずっと行ってみたいと思っていた
カエターノの歌にもあるビーチ。

夜だったけど
広い砂浜がひろがっていて
とてもうつくしいところでした。

そしてここでの思い出は
なんといってもアカラジェ!笑
これまでも何度か食べたことありましたが
イタプアンの行列のできる屋台で食べた
アカラジェ(3.5R$/約180円)ほどうまいものはなかったです。

豆をすりつぶしたものをデンデ油で揚げたパン
これがもちろん揚げたてぷりっぷりで
中の具の味もそれぞれ素材の味が引き立ち絶品でした。
(あとはシナモンシュガー味のタピオカドーナツも
 もちもちでおいしかったです!)

カエターノもこれ食べてたかなぁ?

気が付けば帰国まであと1週間。
退廃モードが急にもったいなくなり
夕方Maita(スペル不安)という要塞のある
岬へ連れて行ってもらう。

結構たくさんの人たちが
夕日を眺めていた。
2人組の男の子がギターをもって
そんな人たちのBGMをつとめていた

Bonfimの裏当たりの海沿いの集落の端っこに
ちょっとしたバーやレストランがあって
そこで極上の魚のムケカを食べた。
ムケカというとかなり油っぽいのだそうだけど
ここのはレモンがきいていて
トマトとか野菜がたくさん入っていて
とてもさっぱり美味でした。
米ととろりとした芋のマッシュしたものとピメンタをかけて。

帰りにBonfimに寄る。
夜のBonfimはオレンジ色にライトアップされていて
これもまたとても美しかったです。
またここに来れてよかったと
感謝の気持ちを込めてお祈りしました。

カポエイラをし
3R$(約150円)の激ウマ日替わりランチを食べ
あとはギターを弾いたり
タイコの練習をしたりとやっていたら
あっというまに2週間過ぎ去りました〜。

カラダを動かしてから
食べるごはんのうまいことうまいこと!
健康になりました。

ある日
よくたむろしていたペロのレコ屋に
50R$(約2500円)で中古のターンテーブルを売っているを発見。
宿の住人たちでシェアして購入。
昼間っからイピオカ(←これ今回とても気に入ったカサーシャ)を飲み
一日中、なお宿にある
古いブラジルのレコードを聞きまくる。
夜は夜でパ〜リ〜!

てなわけで朝起きられるわけもなく
カポエイラには行かなくなり
ここからおもむろに退廃モードに突入。てへへへへ

あとは
ペロでは毎週火曜と土曜がFestaで
様々なバンドがライブをやるのだけど
そーゆうのを見に行ったりしてました。
毎週律儀にステージを取り壊したり組み立てたり
してるのが面白かったです。
ずーっとやってるんだから
そのままにしとけばラクなのにね。

そんなある日
とても印象的な夢を見た。

地下に降りていくと
白い光の世界で
川が流れていて
お花畑があって

あたしはうれしくて
花畑に寝そべり
花に頬ずりをしてはしゃいでいた

そこでとあるおじいさんに会い
握手をする
彼の指は2本不自由だ
「心配するな。お前を一人前の○○にしてやる」
と、彼はあたしに言いました

バケツに入って裏返しになると
地上の世界に戻れた。


○○に関しては
ここに書いちゃうと効力が消えそうなので
割愛で〜す。
ちなみに夢診断したら
とてもいい夢だった。

翌朝気が付いたら道場にいた!

カポエイラアンゴラやってみたいとはゆったけどさ。
二日酔い&時差ボケのカラダには相当こたえました。
が東京では普段まったく運動しないので
カラダを動かす事にハマった!

アンゴラはちょっと酔拳っぽいというか
わりあいゆったりした動きのカポエイラ。
それだけに筋力も使うけど
カラダの柔らかい人はかたちになりやすいかも。
格闘技、ダンス、うた、詩、演奏という総合芸術。

練習の最後にはビリンバウとうたの練習もあります。
カポエイラのうたはとてもシンプルだけど
うたっていてとても気持ちがいい。
大好きなホジーニャのアルバムに入っている
マリニェイロがうたわれていてビックリしました。

あたしが行ったのは
Joan Pequeno氏の道場で、アンゴラでは一番の長老だそうです。
(Joanおじいちゃん当人には結局会えなかったけど)
朝練は9時からみっちり4時間、週3回。
夜練はサボってましたが(てかカラダが動かなかった…)
あとホーダという練習試合も毎晩あって
これで月40R$(約2000円)でした。安っ!

なお宿に着いて早々昼間っから
51(カサーシャ)で酒盛り。
後半記憶ナシ。笑

なお宿自体は相変わらずでうれしかった。
隣にホテルができてて
ベランダからの景観が変わってたけど。
ペロウリーニョからサントアントニオへの道にも
大きなホテルやお店ができたりして
ずいぶんと様変わりしていた。
クルマの数も増えていた。

夕方起きだしてどこかへ行ったよーな・・・
どこだっけ?
長旅で記憶もうろう。

前日までライブで
疲れて果ててヒコーキに乗る。
この1年間ストイックにアルバムを作り
ツアーをした自分にごほうびのつもり
&次なる何かを求めて。
つーか心身共に真っ白状態。
チャージされていたものを
全部出し尽くした感じ?

ヒコーキはLA経由でサンパウロまで。
地球の陰(つまり夜)の中をずっと
飛んでいるようだった。
ふと思いついて窓を開けると
目の前に巨大なオリオン座
のみならずものすごい数の星!

シュガープラントの昔のCDを沢山持ってきていて
トランスメロウやハッピーを超ひさびさに聞きながら
ずっ〜と窓にかじりつきで星を見ていた。
流れ星がたくさん流れた。
なぜだか泣けてきた。

ライブの翌日は
きーちゃんのホームタウン、掛川観光。
きーちゃんちはでかかった!
お父さんお茶目お母さんかわいい。

mirrorsのかかるきーちゃん号に乗ってどらいびんぐ
まずは静岡おでんの店へ。
店といっても駄菓子屋。
オトナもコドモも入り乱れておでんを食べている。
いきなりちくわぶをたのんでひんしゅくをかうあたくし
(ちくわぶは関東のおでんなんだって)
黒はんぺんとかばくだんとか食す。美味!

それから掛川城へ。
壁が真っ白で
真っ青な空にとてもはえていました。
掛川の街を一望。

そしてそして
一足早くブラジルへ行ってきたんだよー。
浜松は日本で一番今ブラジル人が多いそうで。
ブラジル輸入雑貨&食料品店に行ってみた。
まんまブラジル。
働いてる人もお客さんも。
レンタルビデオもポル語。
なにも買い物はしなかったけど。行くのでね。

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