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6時起床。6時半からヨガ。
朝だからかウォームアップ的なわりと軽めの運動量。
先生の英語がなかなか聞き取りづらく見よう見まね…
屋外ではなくホールだったけど
潮騒を聞きながらのシャバアーサナは気持ちいかった

朝食はレストランでブッフェスタイル。
おかゆ、パンケーキ、チーズとジャム、フルーツ、フレッシュジュース、紅茶。
テーブルにちらほら日本人の女の子がいたので少し話した。
中学校の英語教師はなえちゃんと歯科医のさやかちゃん。

9時にドクターアヌラダと面会。
専門用語が心配だったのでこの時だけ通訳をお願いしておいた。(無料)
ここに来た目的など話すと、お酒はやめないとねぇ〜と言われた。ひえ〜〜
ちなみにこのリゾートでは酒、たばこは一切禁止!
代わりに水は私の場合1日に1.5リットルは飲んでと。
30〜40分間、問診と血圧、脈診などして10時から針治療。
今日の針はとりあえずまだ昨日と同じリラックスのためのものとのこと。
寝台に横になり針を刺されたまま40分くらい横になる。
他にも腰や腹など様々な箇所に針を刺された人々が10人くらい横になっていた。

10:45 昨日と同じガイヤーナに手を引かれマッサージ部屋へ。
使っているオイルも内容も昨日と同じもよう。
スモーキーなにおいのするオイル。
あ、今回から目薬と目の周りのマッサも加わる。(老眼が気になるって言ったからかなぁw)
ここでは基本担当制でずっと同じ人がマッサージなど施術をしてくれる。
ガイヤーナはにこやかで優しい雰囲気のとっても素敵な33才の女性。
彼女のマッサージは最高!!
とっても繊細でときにダイナミックに的確に。
全身の時にはパートナーのナウシカと2人でマッサしてくれます。

昨日と同じコースで
ハーブの温湿布+フェイシャルパックの後はシャワールームへ。
ここでオーガニックなスクラブ(たぶん手作り)を渡され
顔や全身を洗うとツルツルに
それからすかさずハーバルバスの部屋へ。
かまどを使ってお湯やハーブエキスをがんがん沸かしています。
日本とちがい首まで浸かることはできないのだけど
浅めにためたちょうどいい湯加減のバスに横たわると
手おけでひたすらお湯を全身にかけてくれます。
その後は起き上がり背中側もかけてもらい
ホカホカになって今日の施術はおしまい。
(お湯はちゃんと一人一人栓を抜いて取り替えていて安心)

そうこうするうちにもうお昼の時間。
私の部屋番号のテーブルにつくとなにやらシンハラ語で書かれたカードがあり
どうやらここに私の健康状態と毎食ごとの飲み物についてのドクターの指示が。
ウェイターはこれを見ながらサーブしてくれます。
私の場合は
朝食:ティーの種類は自由、ジュースはネリジュース
昼食:クミンティー、ザクロジュース
夕食:フェンネルティー、ハイビスカスジュース
を8日間毎日いただきました。
ネリジュースは薄い黄色のちょっと酸っぱいようなさっぱりした味のジュース。
ネリについて帰ってきて調べたら
アーユルヴェーダでメジャーな3つのフルーツのうちの1つで
血液の浄化や整腸によいとのこと。
ちなみにこの処方は人によって全然ちがってきます。

15時になるとヘルスセンター(施術を行う棟)の
各部屋番号の棚にそれぞれ処方された薬が毎日入れられるので
それを取りに行く。

その後はお料理教室へ(これも無料)。
レシピカードが配られ、リゾートのコックさんたちが
デモンストレーションしてくれます。
この日のメニューはココナツミルクを使ったホワイトカレーと
フライドライス、バナナフリッターでした。
他にもめずらしいスリランカの野菜や果物
ハーブの解説もあり面白かったです。

毎日のようにこうした課外活動が無料であり
意外にぼーっとするヒマがない!w




早朝オットは三脚を持って部屋を飛び出して行ったw
遠くで犬の吠える声が聞こえる…
きっと不審者と思われながら、蚊にさされまくりながら
無我夢中で写真を撮りまくっているのだろう…オット帰国の朝。


私も8時頃むくむくと起きだし庭園を散歩した。
ああ、こんなお庭がほしい!!!
2つの湖に挟まれた広大な土地で
まばらに草を食む黒い牛
点々と建つ瀟洒な仕事場やゲストハウス
苔むした階段や木陰の石のベンチ
蓮の咲く大きな池、田んぼ、鳥の声
並ぶ白い幹の木の枝振りは大変面白く
ちょっと曇りがちな天気ではあったけれど
そのトーンの落ちた感じもまたいとをかし。

朝食はもちろんランチもここでいただき
散策をしたりして2人旅ラストデイをまったり満喫しました!
※ルヌガンガは三脚での室内撮影および写真の商業利用はNGとのことです〜


それからトゥクトゥクではじめアルトゥガマ駅へ。
ここで帰国するオットと別れ、いよいよ
Barberyn Reef Ayurveda Resortへ!!

3時前には到着しウェルカムドリンクをいただき
一通り説明を受けるともうすることがない。ので
ドクターに会い本格的な施術が始まるのは明日からということだけど
今日もマッサージなど受けられるようにしてもらった♪
本日のメニューは:
シロアビヤンガ(頭と肩のマッサージ)
ムフナアビヤンガ(フェイシャルマッサージ)
シャリラアビヤンガ(2人で行うボディマッサージ)
エカンガピチュ(薬草の温湿布→ボディ)
パパイヤ&きゅうりパック(→フェイシャル)
ハーバルバス
アキュパンクチュア(針治療)
【参考】「アーユルヴェーダの聖地 スリランカ癒しの旅」Spitravel編 岩瀬幸代監修

軽い気持ちでマッサージお願いと言ったつもりが
ほぼリラクゼーションフルコースですっかり昇天
夜はレストランでおいしいベジタリアンディナーを食べていたら
デザートに大きなバースデイケーキでサプライズ!
周りの宿泊客やスタッフのみんなとシェアして
(ダイエットで来ている人も多いのでみんな一口ずつw)
図らずもさびしくないバースデイディナーとなりました〜〜




心優しいオットの計らいでw
カンダラマからベントータのルヌガンガまでの長距離移動は
車をチャーターして行くことにし、昨日手配をしておいた。
セレブ車の方じゃなく、バンの方にしたけれど32,000Rs(26,000円)ナリ。はひー
でもおかげでシーギリヤに登ることもできたし
何と言っても病み上がりだったのでほんとに助かったよ。ありがとう。

シーギリヤは午前中に登らないと蜂が騒ぎ出すとのことで(恐)
早起きして朝食を食べ、7時半にチェックアウトして出発!
あ、ここで私たちの記念にヘリタンスカンダラママグカップを購入。
使うたびに下痢に苦しみながら部屋で白湯を飲んだことを思い出しますw
70年代からスリランカに工場があるという日本ブランド、ノリタケ製の逸品です。(2つで1,500Rs=1,200円)

バンの運転手はダンブッラ出身、去年結婚したばかりのイケメン、モハーン(32才)
世界遺産シーギリヤは入園料30ドル。
城壁に沿ってお堀のように水路があり、中は庭園になっています。
かつて王の沐浴場だったと言われる遺跡や
石窟寺院を通ってどんどん階段を上っていくと
狭く長いむき出しの螺旋階段がありそこを登ると有名な壁画。
1600年前のものとは思えないほどの色鮮やかさ。
引き返して螺旋階段を下りさらに進むとミラーウォール。
これもまた1600年前に造られた壁だそうで
なめらかな表面で、いまだにかすかに向かい側の壁画を映し出していた?

それからいよいよライオンの入口。大きな爪が素敵!
昔は顔もあってその口に飲み込まれるようにして登っていったそうな。
頂上に向けて岩肌に張り付くようにして不安定な階段がかけてあり
(あまりの高さに途中で断念する人もいた)
恐る恐る登ると頂上で、そこは復讐を恐れた王の荒涼とした宮殿跡となっているのでした。
炎天下だったけど頂上は結構な強風で
だから1本そびえる木陰の下が大変涼しく快適で
そこから眼下に広がる広大な景色を見渡すのは本当に気持ちがよかった!!
幸い蜂に襲われることもなく、大きな玉座や王のプールの跡などを見たりして
モハーンの待つ駐車場まで下りてきました。

ダンブッラのホテルでランチをし、いざ南西海岸へ!
とその前にスパイスガーデンはどう?とモハーンが言うので
スパイス?大好き!行く行く!
と行ってはみたものの、ガーデンとは名ばかりの大変お粗末なしろもので
要はスリランカ名産のスパイスやアーユルヴェーダのオイルなどを
法外な値段で買わせる観光客向けの土産物屋でした。みなさまも「スパイスガーデン」にはご注意を〜


ルヌガンガに着いたのは日もすっかり暮れた頃。
かつてバワの邸宅だったというだけに、奥まった静かな場所にあり
苔むす大きな門の前に車を止めると、光るものが1つ2つ飛んでいる。
真っ暗闇の中、蛍の飛び交う大変幻想的なお出迎えなのでした!
つづくロビーには、バワの集めていたという
アンティークやアート作品などが飾られておりまるで美術館のよう
その雰囲気のよさにヒデキ感激!!奈保子も
オットもカメラを持って狂喜乱舞。(一方、まったく相手にしてもらえなくなった私)
ゲストルームは6室のみで、あたしたちが泊まったときは
他にもう1組イタリア人のカップルがいたのみで超静か。

ディナーはほの暗い湖面を眺めながら優雅に。
そう、オットは明日帰国するので今夜がラストナイト。
翌日の私のバースデーとあわせて2人でしっぽりお祝いいたしました。
で、私たちの部屋は、ギャラリールームというかつてバワのアトリエだった棟で
天井が高くだだっ広い部屋の中にまたたくさんの絵画や彫像があり
その真ん中にベッドがしつらえてあるという。。
ただ季節柄なのか湖のほとりという土地柄なのか折からの雨で湿気がものすごく
なんとなくバワの幽霊に抱かれるように私は眠ったよ。



朝、オットにお願いしてダンブッラのファーマシーまで再び行ってもらう。
ニラヴェリでもらった薬は結局まったく効かなかった!
体力は落ちるばかり。
この日はシーギリヤへ登る予定だったのだけど泣く泣く断念。
Googleで自分で調べて、こういう場合は抗生物質が効くというので
これまでの経過と今度は「抗生物質をください」と紙に(英語で)明記してオットに託した。

で、無事ゲットしてきてもらった抗生剤を飲み
ホテルの部屋でお昼も食べずずーっとTVを見たりしてすごしたヘリタンスカンダラマ病院。
オットはすっかり写真小僧になって歩き回っていたもよう。

けれどなんということでしょう、抗生剤がてきめんに効いて
夕方にはインフィニティプール*で泳げるまでに快復!→
(*バワが発明したと言われる外の海などとつながっているように見える構造のプール)
サンセットの頃にはカンダラマ湖畔まで散歩に出かけることができました。


湖畔まで出てみると一層
周りはひたすら遠くまで広がる平原だというのがよくわかる
ところどころに山が盛り上がり
牛追いや、人を乗せて歩く一頭の象
大きな木、強い風、地平線、雲の間に沈んでいった太陽
湖畔から見るとホテルはほとんど大きな岩山と同化して見える

バワははじめヘリコプターで飛び回りこの地を発見
ホテルの設計を行ったとのこと。
それは遠くシーギリヤを臨むこの場所に実現された
バワのダイナミックで幻想的な理想郷のようでありました。






朝食を食べバイクのキーを返してチェックアウト。
実は初日にビーチで、私が水を買いに行っている間に
バイクの前輪カバーにキズを付けてしまったとオット。
見ると日本のレンタカー屋だったら完全にヤバい感じのひっかきキズが…
2万かな3万かな…いくら取られるのか心配していたのだけど

まったくお咎めなしだった!!!

何食わぬ顔で次のフランス人にバイクを貸す説明をしているコックのお兄さん。
徒歩20分が5分になるくらいだしw
やっぱおおらかなのね〜〜〜〜
ついでにランドリーのお代も忘れていたのかサービスなのか請求されず。
最後まで親切にダンブッラに行くなら何番のバスに乗って…と教えてくれた。
Nillaのおっさん、お兄さんにアッラーの神のご加護がありますように!



そして今日はいよいよこの旅のゴージャスパートに入ります
ジェフリー・バワの設計したホテル、ヘリタンスカンダラマへ!!!
まずはトゥクトゥクでトリンコマレーのバスターミナルまで(700Rs=560円)
そこからすぐにダンブッラへ行くというバスに乗り込む。
(おっさんの言っていた番号とちがったけどw まあよしとする)
昼過ぎにはダンブッラへ到着。(一人180Rs=150円)
ほいきたと声をかけてきたトゥクトゥク運ちゃんにすかさずトイレの場所を聞き
ついでにヘリタンスカンダラマまでの値段も交渉。(1200Rs=1,000円)

相変わらず下痢は止まってなかったのだけど
なんとか粗相することもなくヘリタンスカンダラマへ到着。
この日はどなたかVIPが到着するとのことで
ロビーは警備の警察官でちょっとものものしい雰囲気。
高級ホテルにトゥクトゥク、バックパックで到着したあたしたちは半ば不審者扱い?で
正面の車寄せには止まらせてもらえず端っこにトゥクトゥクを寄せ
それでもなんとかウェルカムドリンクをいただきチェックインいたしました。
お金持ちそうな人々がたくさんいてw
これまでの世界との落差にしばらく目をパチクリ的な〜。


それにしてもこのホテル、筆舌に尽くし難いとはこのこと!
建築士のオットがいつも大切そうに眺めている
大きな写真集でしか見たことがなかったけれど
岩やジャングル、カンダラマ貯水湖、どこまでもつづく平原
雄大な周りの自然すべてと調和し一体化する天才的な建築物。
館内には、平原からの風が通り抜け(エアコン不要)ツバメが飛び交い
レセプションの横やだだっ広い通路、プールの中にも突如として現れるありのままの巨大な岩!
そして遥か遠くに小さく見えるシーギリヤ!
私は建築に関してはまったくの素人ですが
どんな人でもその心地よさと美しさに感動する作品なのではないでしょうか。


夜はホテルのブッフェで。
オットも苦労することなくビールやワイン(甘いと言っていたけど)が飲めて
それに何と言っても念願のホテルに宿泊できて満足気でした。
私はしかし体調がすぐれず酒はもちろん食事もあまり取れず…




早朝、おなかが痛くて目が覚めてトイレに行ったら下痢でした。
インドに2ヶ月いて一度も下痢をしなかったあたくしが。嗚呼
早めに対処しようと宿のおじさんにファーマシーはどこ?と尋ねると
歩いてたった5分のところに病院があり、ファーマシーと同じ医者だから
どうせならそこで診てもらって薬をもらってきなさい、フリーだよ、と言う。
そうなのねと宿を出て歩き出したのだけど
歩いても歩いても病院は出て来ない…
方向まちがえたかな?引き返そうかな?とふらふらになりながら
結局20分くらい歩いたところにDIVISIONAL HOSPITALはあった。
こんなことならバイクで来るべきだったよ…パトラッシュ…
イケメンな若い男の先生にいろいろと便の状態やら頻度、熱の有無など問診され
薬をもらった。500ルピーと言われた。。

這うようにして宿に戻り朝食を食べ薬を飲んで落ち着いてから
療養も兼ねてw この日はカンニヤ温泉に行ってみることに!
歩き方によると、ヒンドゥー教の魔王の剣によって掘られたという伝説の温泉。
日本のように浸かることはできないとのことだけど
ここ数日安宿のぬるいシャワーしか浴びていない身には垂涎もの

宿からバイクで30分ほどでカンニヤ温泉に到着♪
地元の人たちで賑わっていて、出店のようなものもたくさん出ていて
ジャングルの中にこつ然と現れた温泉町といった風。
日本人らしき人も数人見かけたけどちょっと期待はずれな顔をしていたw
一人50Rs(40円)払って中に入る。
6つほどある井戸にバケツを放り込んでお湯を汲み浴びるという方式のもよう。
(全部の井戸のお湯浴びてみたけど、特に差はないもようw)
宗教的な施設なのでさすがに女性は肌をあらわにすることはなく
服を着たまま浴びていた。
この南国で熱いお湯がめずらしいのか子供たちは騒ぐ。
あたしは失礼して水着で浴びさしていただきました〜

はああーいいお湯!やっぱ温泉はあがるな!!はぁ〜びばびば

ほんとは井戸に飛び込んで浸かってしまいたかった。
でもまあこれで下痢も治るかも〜〜。





宿のレストランで、ダールとロティ、フルーツのスリランカ風朝食。
ロティってここではクレープ状に焼いたパンだった。
後で調べたところ、ロティとはパンの総称。
このロティの正式名称はゴーダンバ・ロティという薄焼き折り込みパンとのこと。

それから約束通り一般人の部屋に移動。
つか最初エアコンなしの部屋にシラーっと通され一悶着。
ウェブで予約したときはエアコン付き表示だったことはもちろん
昨日窓を開けっ放しで蚊帳もなくどんだけ蚊に刺されたかを強調主張して
やっとこエアコン付きの部屋に案内してくれた。
空いてるなら最初からそっちにしてくださーい、ぷんぷん


昨日宿のコックの?お兄さんにお願いして
レンタルバイクを手配してもらっていた。1日1,000Rs(800円)。
真っ赤なHONDAのピッカピカのスクーター。
いっちょまえに日本のレンタカー屋みたいに
キズなどがないか事前に確認してください、とか言われたw
散々交渉したけど、絶対に負けてくれなかった理由が分かる。
今朝も、もう一度まけてよーと言ってみたけど
新しいから絶対ダメーッ

まずは私たちのいるエリア、ニラヴェリを探検。
っていっても一本道があるのみですが。
ずーっと北上してニラヴェリの端まで行ってみたけど
小さな村落があるのみで特に何もなかった。
で、引き返していたところお高そうなホテルのプール脇にBARを発見!!
朝っぱらですが当然のようにLION LAGARを注文♪
黄金色に輝くスリランカの代表的ビールが大きなボトルで出てきたよー
ジョッキが日本みたいに凍らせてあって感動w

その後も炎天下そこら辺をウロウロしていたのだけど
なんだか落ち着かない。。。そう、

夕飯にとにかくビールを思う存分飲みたい!!!

この思いに駆られて一路WINE SHOPを探す旅へ!
とりあえず一番近い街トリンコマレーまで南下。バイクで30分くらいか。
途中は湿地帯みたいな感じで、一面見渡せども牛しかいない。
街に着くとまずはFood Cityというスリランカ大手のスーパーマーケットチェーンへ。
日焼け止めや日用品、マンゴーやお菓子を調達。アイスクリームも食べてみた(蛍光緑色)。
酒はもちろんなかったけれど、守衛さんにWINE SHOPはどこかと尋ねると
慣れた様子で教えてくれた。
あとは通りの名前を連呼しながら人に訊き訊きバイクを走らせ
やっとWINE SHOPに到着ー!(ワインはない)
ANCHORのLAGER BEERやSUPER STRONG BEER、それにDARK RUMと思う存分購入し
ウハウハで帰りにシーフードレストランに寄り遅めのランチして帰ってきた。
コックのお兄さんにお願いしてビールは冷蔵庫に
って、この日記、酒のことしか書いてない。すびばせん!

そうだな、スリランカの人の道案内は正直で親切。
結構海外で道をたずねたりしても、みんなテキトーだよね?
でもこの国ではたいがいちゃんと目的地に到達できたよ。スゴイネ


で、それから昼寝して、夕方またビーチ行って泳いでサンセット見て
ディナーでは思う存分ビールやラムコークを飲み
やっと憧れのビーチリゾートライフを満喫したのでしたー。
あ、この日宿に日本人女子2人が来ました。
山口県出身のエミちゃんとマイちゃん。夜は彼女らと久々弾丸トーク♪
彼女たちなんとダンブッラからトゥクトゥクでここまでやってきたとか!!!
3時間以上はかかったのでは?!ツワモノ!



翌朝街を歩いたけど、道はすでにきれいに掃き清められていて
あれだけの人がいたというのに、ゴミ1つ落ちていなかった!
ニッポンサポーターも真っ青、スリランカ。

昨日下見をしておいたおかげで
トリンコマレー行きのバスにはすんなり乗れた!
これからスリランカ東側の静かなビーチへ向かいます♪
このバスの運ちゃん、気持ちいいくらいに飛ばしてくれます。(左はバスの動画です)
途中1度だけトイレ休憩しただけで、夕方には到着。(所要4時間、約230Rs=190円)
ダンブッラを過ぎたあたりで遠くに世界遺産シーギリヤが小さく見えました。

東海岸は今がオンシーズンとのことで
今回も予約しておいたNillas Guestにチェックイン。
ところが、なんとダブルブッキングだったのかなぜだか部屋が空いていなかったらしく
初日はエアコンなしの元使用人部屋的な部屋に宿泊w
ただ、隣にだだっ広い部屋がありそこも使っていいとのことで
洗濯物を干しまくったり、オットと相撲を取ってみたりでなかなか悪くない。
10ドルディスカウントするとのことだったが
朝食に一人5ドル×2でトントンに。商売上手ね。
で、明日にはちゃんとした部屋に移れるとのことで残り2泊もこの宿に。


チェックインして汗と埃にまみれたカラダを流しがてら
水着ですぐにビーチへ!
歩いて3分って言ってたけど、実際は10分くらい?
海側ではないのだけれど、浜のジャングルのむこうへと沈んでいく
サンセットに見とれながら
あたたかなインド洋に浮かびました。


夕食は宿のレストランで。
焼き魚(まあまあ)、ダール、ポルサンボール、ポテトカレー+米
冷えたビールを宿のおっさんにリクエストしたところ
免許がないので普段は出せないのだけど
使用人部屋に泊まらせていることを引け目に思ってなのか
特別に1本だけ用意してくれました。



昨日列車の中でセンセイの前に座っていたシャイな男子(コック志望)
オススメのDevon Restaurantで朝食。
地元の人たちでにぎわっている。
振り返ってみれば私はここで食べたダールとポルサンボール(スリランカの定番ココナツふりかけ)が
この旅で一番おいしかった
カレーとシンプルな食パンの組み合わせが意外に合う!
あまりのおいしさに翌日もまた行ってしまったよ。
ちなみにスリランカ人は米も食べるけど、パンも人気のよう。
街にはたくさんのベーカリーがありました。

朝食の後は、スーパーマーケットなども冷やかしつつ仏歯寺へ。
街はすでににぎわっていて、祭の最終日を見物しようと
朝から敷物をしいて場所取りをする地元の人々(日本の花火大会みたいに)
ですでに歩道の半分くらいは埋まってるし
パレードの始まるあたりにはVIP席がずらりと用意され
沿道の店先にも観光客用の席が所狭しと並べられていました。

仏歯寺は拝観料1,000Rs(約800円)。
短パンをはいてきたオットは、スカートのように足をおおう変な柄のバティックを買わされていた。
入り口で蓮の花のつぼみをいただく。
そのつぼみの花びらを1枚1枚手で開いてお供えするのだそうです。
花の香りは神様のものなので、かいではいけないとか。
蓮の花を持ってスカートをはいたオットはまるでオネエのようでした。
たくさんの象たちが今夜のパレードのために世話をされているところも見たよ。
仏歯寺の中はジャスミンのような花の香りでいっぱいでした。

仏歯寺の中を一通り満喫してから
今度は明日乗るバスについて調べにバスターミナルへ。
キャンディには方面によりバスターミナルが2つありどちらかわからないので
とりあえず両方に行って、行き先「トリンコマレー」を連呼しながら歩くと
右往左往したけどなんとかそのバスが発着する場所を突き止めた。
ってゆっても乗り場も予約チケットもないただのバスがひしめく地点ですが。
建物に書いてあるRHINOという文字の位置で場所を記憶し明日に備える。
バスの本数はけっこう多いみたい。

お茶をしたりしてまた街をぶらぶらしていると
何人もの見物シート売りが声をかけてくる。
1席の相場は60ドルとも90ドルとも言われていたので
はじめはまったくその気はなかったのだけど
シート売りと話しているうちにだんだんその気になってしまい
なりゆきで2席買ってしまった。2人で10,000Rs(8,000円)
てか値段を提示されると自動的に値切ってしまうという習性はいかに?

で、高いお金を払って席を買ってしまったために
貧乏性のわたくしたちは今度はその席から離れることができなくなった。
だってせっかくのシート、離れている間にだれかに座られちゃったら
この世界ではとうてい取り戻すのは難しいことが容易に想像できたので。
ここはでも2人いてよかった♪
交代で席を確保しながら飲み物や食料を調達。
しかもよかったのは買った席がホテルの目と鼻の先で
トイレ問題も解決(ほかの人たちはどうしていたのだろう?)。
席を買ったのは夕方5時頃だったのですが
そこからひたすらその席にはりついてペラヘラ(行列)を待つことに。

その頃になると歩道はほぼ座り込んでいる地元の人で埋まっていて
通行人は歩けない状態。
昨日人垣を突破できなかったことに納得。
私の前に地元のおばさんがちょうど私のスネを背もたれにする感じで座っていて
※観光客用の有料席は椅子だけど、地元の人は敷物に座り込んでいる(=たぶん無料)
だんだん人に押されて遠慮することもなくこちらへ寄りかかってきたので
こちらも負けじとあーいいですよ、なんなら肩でも揉みましょうかと
コミュニケーションしてみたところ、急に周りの人々の顔がほころび
おひねりのようにして投げ入れられるサンドイッチやカレーなどのお弁当やお菓子を
たくさん分けてくれた。こちらもフルーツをおすそ分けしたり。
子供たちはとってもかわいらしくまた観光客がめずらしいらしく写真を撮ってとせがむ。
おばさんの妹たちとも仲良くなり
ケータイ(スマホだったよ)の写真を見せ合ったりしているうちに日は暮れて
ペラヘラが目の前にやってきたのは夜の9時頃だったか。

夜7時半に仏歯寺を出発したペラヘラがやっと目の前にやってきたのです!
はじめは爆竹でお清め、そして皆で道に向かってコインを投げます(そう教わった)
その音の美しいこと。
その後は太鼓や火を回す踊り、歌、きらびやかに着飾った象のダンスが延々と
つづくつづくつづく〜〜〜〜
そして、もう何時頃だったかも忘れましたが
やっと、一層派手に電飾された象の背中に乗って仏歯が登場(写真)
すると皆一斉に立ち上がりそちらに向かって敬虔に手を合わせるのでした。
そしてその後も太鼓、踊り、歌、象のダンスとつづくつづくつづく〜〜〜〜

さすがに朝から歩き回り疲れていた私たちには12時頃が限界だったので
3姉妹ファミリーにも別れを告げ
なんとか人垣を突破して近くのホテルに戻ってきました。
で、祭の日に酒を出さないスリランカではもちろん全員シラフなわけで!(驚愕)
ホテルにもどり思わずフロントのおじさんに
ねえ、ビールとかちょっと出せたりしないの〜?
と聞いてみると、ビールはないけどジンならあるよと怪しげな顔つきで言う。
私はジンならいらないやーと断り部屋にもどった。
するとしばらくして部屋にノックが。
開けるとまたもフロントのおじさんがそこに立っていて
もう一度ジンをオススメしてきたのでもう一度私は断った。
それから私はシャワーを浴びたのだけど
タバコを吸いに出て行ったオットがなかなか帰って来ない。
大分して戻ってきたと思ったら顔が少し赤くなっている。
タバコを吸っていたら腕をつかまれ奥に連れて行かれ
ほぼ原液のジンをしこたま一緒に飲まされて
日本へ働きにいきたいのだが話を聞いてくれとせがまれたとのことw
おじさん、よっぽど飲み相手が欲しかったんですね。。。

その後、ペラヘラの太鼓の音は朝方までつづいていました〜〜〜



キャンディでは、スリランカでもっとも有名なお祭と言ってもいい
ペラヘラ祭の真っ最中!
10日間にわたり行われるその祭のピークは最終日
仏陀の歯がまつられているという仏歯寺から
1年に一度ご本尊がご開帳され
象の背中に乗せられた尊い仏様の歯が街を練り歩くのです。
旅の日程がたまたまその最終日と重なっていたので
ラッキー!とばかりにキャンディ訪問を決めたわたしたち。
ホテルもそのパレードが見やすいと思われる街のど真ん中を予約。
そうして最終日前日の夜、首尾よくキャンディ駅に到着したのでした。

街はすっかりお祭りムード
にぎわう駅前でトゥクトゥクの運ちゃんと交渉し予約してあったホテルに行きたいと言うが
ちょっと顔をしかめている。
聞くと祭だからホテルの前まで行けないので
回り道して近くまで行くから後は自力で行けという。
はい、わかったよとそこまで連れて行ってもらうと
すでにパレードは始まっているらしくものすごい人垣。
人垣のむこうで燃え盛る火の輪っかをぐるぐる回しているのが見える!
わー!すごいな!
でもとりあえずホテルへチェックインしなくちゃね。
よっこらしょと大きなバックパックを背負って恐る恐る人垣に突入する謎の東洋人2人
だけども押しても押しても全然前へ進めない〜〜〜
場所を変えて何カ所か試してみるけど全然ムリ!
地図とにらめっこし別の通りに回ってみたりして試みるも全然ムリ!
渋谷のスクランブル交差点に慣れてるうちらよがんばれば抜けれるはずっ
と何度も突入を試みるがどうしても人垣に跳ね返されてしまう…
ひー!こんなことって、あるだろうか!!

やっと事態の深刻さに気付くわたしたち。
このままホテルに辿り着けなかったらどうしよう…
運ちゃんによると祭は深夜1時頃までやるって言ってるし…
一気に疲れがやってきて夫婦仲も険悪、途方に暮れるーー
とりあえず、どこかで夕飯をしよう
あてもなくとぼとぼと道を歩き出したが
街の中心部には入れないしほんとにあてがない。。。

結局、通りかかったトゥクトゥクを捕まえ
運ちゃんに涙目ですべての事情を話すと分かってもらえて
夕飯を食べられるレストランに避難
祭が終わって道が空いたらまた迎えに来てもらうことに。
ホテルへチェックインが遅くなるむねも電話してもらった。ほっ。
タクシーにしたら1メーターもいかないほどの移動で
それなりの料金取られたけど(意識朦朧でいくらだったかも忘れた)
ぜんっぜん安いよ!!ほんとうに助かりました。ありがとう!
深夜、Charlton Kandy Restにチェックイン。

みなさまも祭の日の街中心部への到着にはご用心〜〜











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