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ジュンパ・ラヒリ「その名にちなんで」読了。
彼女の新作を読もうと思ったら
この長編をまだ読んでいないことに気付き読んでみた次第。

この作家は以前にもこのブログでご紹介済みですが(→「停電の夜に」
この作品もやはりインド系移民の家族のお話。
あえて例えるならばインド版「百年の孤独」みたいw
※リンクは新版ですが、私が読んだのは旧版です

ざっくりした言い方ではありますが
欧米の作品よりもメンタリティがとても近い感じがして
いつもこの方の作品を読むとそこにシンパシーを感じます。
やっぱりインドも同じアジアだからかな?
インド系の同世代の人々も
遠く離れた極東の地の私たちと同じようなことを
日々生活の中で感じ、考えている
と思うとなんだかこころがふんわりしてきます。

彼女らしい何げない日常の描写も秀逸なのですが
それと同じ温度でたんたんと語られる
各登場人物のさまざまな思いがどれも
平等な視点で描かれているのが
人生のひとつの真実を体現しているような気がして
とても素晴らしい作品だなーと思いました!









詩人・ミュージシャンの野村尚志君から
先日FBを通してひさーしぶりに連絡があった。
彼は今京都に住んでおり、
来年夏に京都拾得でライブをしませんかとの嬉しいお誘い!
それが実現すると、なんと20年以上ぶりの再会となる。

で、彼の音源を聞いたことがなかったので
何か送って〜とお願いしたら
さっそくCDが5枚くらいと詩集が2冊送られてきた。
CDはほぼ自主レーベルのようだけど
韓国やロンドンの路上でライブ録音したものは圧巻の迫力があり
また最近の作品はいい具合に枯れていてこれまたよい味わいがあった。
詩集の方は、彼のものが1冊と
もう一冊は「秋本潔詩集成」で彼が編集に関わったものらしい。

この2冊の詩集を読んだり(後者の方はまだ途中までですが)
いろいろ調べたりしていたら彼のこんなブログ記事の転載が出てきた。

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今年の最大の出来事は
私の中では
やはり詩をやめたことだろう。
これ以上は
詩を書いても変わっていけない
詩では自分が変わらない
というところまで来た
ということだ。
詩を辞めることでしか
変わっていけない
未来を自分が欲しているのだろう。
それは、おそらく
詩が身体表現ではない
ということも大きく影響してると思う。
映像、写真、それから歌うことも
ギターを弾くことも
身体表現だ。
口から発する
吟ずるということがない
近現代詩は
まあ、言葉ならなんとでもいえるわな、という弱さをまぬがれない
短歌、俳句は
吟ずる、口から発される言葉だ、ある意味で。
定型というのは
メロディだ。
まあ、まだこんな近代がどうのこうの、なんて言ってるようじゃだめだな。
もっと、先に行かないと。
河野裕子さんの短歌
一休宗純「狂雲集」を
読んでる。
表現はそのくらいの高みに行って
表現であることを
越えていかないと。
残る言葉は
肉体の伴った
いのちがけの言葉だけだよ。
人に伝わるのは
届くのは
生活を越えた肉体の
いのちがけの思いだけ。
あとの表現は
趣味や遊びみたいなもん。

------------------------------------------- 


そうだったのね…
この転載がされている記事の日付を見ると
2011.1.30となっている
送られてきたCDの制作年も
今確かめてみたら2011年からだ
大学時代、互いに夢中で詩を書き
批評しあったことを思い出す
CDでのあの圧巻の迫力は
詩をやめた彼の叫びだったのだ
ということを今発見する


これはこころして対バンしなければ。
つーか、彼のライブ楽しみだな!!!








すみませんw まだこの方の本読んでます。
それで何冊か読んだうちこれが一番今の私にピッタリだったな
ということでその本をご紹介していったん
この先生の読書ブームに終止符を打ちたいと思います〜

「40歳からの心身毒出し法」蓮村誠
もうタイトルからしてw
内容は大きく2つにわかれていて
前半はこころの毒出し
後半はからだの毒出しについて書かれてます。
特に前半こころの毒出しは
読むだけで効く処方箋となっており
40代の人々が抱きがちなこころの悩みを
ふっと軽くするための叡智が満載です!

もしもこころを辛くする何かがあったなら
それは意外に間違った思い込みのせいかも。
そしてそれを解除するのって
そんなに難しいことじゃないんだな
五千年の歴史をもつアーユルヴェーダは教えてくれます。

これからをもっと有意義に楽しく健康に
そしてもっともっと幸せに
そのためのポジティブでなおかつ現実的な展望の紹介
社会をこんなふうに成熟させていきたい!
ことあるごとに何度も読み返したくなる本だなーと思いました。

さぁ、毒出し毒出しー!








ハイ、蓮村氏の本読みまくってますw
今朝は「朝は『毒出し』からはじめなさい」の本に従って
やってみたー

1) ベッドのなかで一日の計画を立てる
2) 舌の掃除
3) 歯磨きと洗顔
4) 白湯
5) トイレに座る
6) 爪を切る
7) 軽い運動
8) オイルうがい&マッサージ
9) 半身浴
10) 食器を1つ洗う
11) 脈を感じる
12) 瞑想
13) 着替え
14) あたたかいスープを飲む

って、段取り多い!!!!
いくつかすっ飛ばしましたが
しかもほんとは夜明け前に起きてこれらやるわけだけど
(もちろん起きたのは夜明け後
 全部終わったのほぼお昼…)
やると確かにスッキリ感あるわー 達成感?w
しかし、時間がたっぷり取れるときはできて当たり前だよね。
忙しい朝や疲れているときに続けられてこそ
本当の意味で「毒出し」ができるのかも。。。

この中から1つでも2つでも
続けていけるといいな♡








むこうでスパイス満載買ってきたものの
さすがに20日間ほぼカレーだったので
帰国してからまったく作る気がしなかったのですが
KS家にてスリランカ料理をふるまうということになりやっと
よーし、そろそろ作るぞ!
という気持ちがむくむくしてきました。

IMG_0914大好きなダール(豆のカレー)と魚(今回はタラ)のカレー
それから、これもスリランカでよく食べた
マッルンという野菜のココナッツ炒めを紫キャベツで。
インドのアタ粉で夫婦力をあわせてチャパティを焼いたのだけど
これがなかなか手強く、思ったようにおいしく焼けなかった。
粉ものって奥が深いのですね。。
Anyway, 折しもまりちゃんバースデイということで
みんな集まり豪華な食卓に!
ごちそうさまでした




ところで今回私が参考にしたレシピ本は
「家庭で作れるスリランカのカレーとスパイス料理」
(↑よほど食べたかったのかオットが買ってきたw)と
「10分でできる南インド料理」の2冊。

前者はかなり本格的な感じなんですが
私が好きなのは後者。
今は絶版になってしまっている本なのだけど
とにかく、簡単なのが一番!!
ただこの本、レビュー見ても分かるのだけど
かなりゆるい編集となっているらしく
実際には10分では作れない!などクレーム続出ww
そんなおおらかさも含め
インドのおっかさんのレシピ、的な親しみやすい感じが最高です。
肝心の味も良いですー!
とまあ、いまいちスリランカカレーと南インドカレーの区別もおぼつかない
エセ料理人であります。

で、今ふら〜〜っと密林をさまよっていたら
こんなのを発見。
これまさに私の行っていたバーベリンが監修となっている〜〜
ということでポチッとしてしまいました〜〜









蓮村奮「生命礼賛」読了。
タイトル大げさだしw
名前が今とちがってるけどー
蓮村誠という日本で著名なアーユルヴェーダの医者がおり
 本もたくさん出版されているのですが
 その人となんか関連あるのかなーと調べてみたら
 奮というのは当時のペンネームとのことでした!)

アーユルヴェーダを現代の科学に参照して再構築した
マハリシヴェーダ科学(ヴェーダ医療)の解説書。
スリランカで受けてきたアーユルヴェーダが
一体全体どういうことだったのか知りたくて。
ちょっと専門的ではありますが
普通の人にも分かりやすく解説されていて大変興味深かったです。

生命の持つ完璧な自然治癒力をいかにして引き出すか。
西洋医学ではまったく考えられてこなかったこのことについての
実践方法とその理論。
言い換えれば、病はどうして起こるのかということでもあり
このメカニズムを少しでも理解していれば
人はもっともっと健康にそして幸せになれるのだなーと。

この科学は、ただ 病気がない=健康 ではなくもう一歩踏み込んで
心も身体も全部ひっくるめて幸せになることを目的としており
よくよく考えてみれば、私たちが人生で求めていることって
そういうことなのだと思うのです。

ヨガや瞑想もこのアーユルヴェーダの一環であり
それらの理解を深めるのにも役立ったと思う。
というか、この古くて新しい科学(否、保健体育?道徳?)の授業が
今の小学校や中学校にあったらすごくいいのに!!







中野純「『闇学』入門」読了。
お仕事でご縁のあった渡辺のぞみさん編集の本。

東京の夜の空は明るい
特に雨の日は雲に光が反射してまるで昼間のよう
私の寝室も前のマンションの通路の照明が一晩中煌煌とともり
遮光カーテンしてさらに目枕しないと寝れやしない

スリランカの夜は飛行機から見下ろしたら真っ暗だった
ルヌガンガで見た闇夜に浮かぶ蛍の光
思い出すとなんだかこころがしっとりする
そう、闇があっての光 = 陰陽


日本人が古来より親しんできた「闇」についての考察の数々と
現状を受け入れた上でのポジティブな「暗い未来」への提案が
素晴らしかった!!
「闇」には恐怖だけでなく
とても豊かな含蓄があるのだと。
電気も無駄遣いしなくてすむし
なにより人間は「闇」に身を浸さないと体内時計が壊れちまうよ
もっともっと未来が暗くなりますように!
ナイトハイク行ってみたい(死火山で)







うちの近くの畑には
いつのまにやらひまわりたちが
はびこっており
ああ 夏が来たのだよ

傍若無人の夏前の
一瞬の乾いた風が
咲き誇るしゃくなげの
香りをはこぶ

はかなさを想う涙が
透明な石に変わり
左手に止まる







「星の航海術をもとめて」読了。
太古の昔、ポリネシアの人々はどうやって
広大な海を越えてやってきたのか?
一切計器を使うことなく航海するスターナヴィゲーションを
現代に証明するための若きナイノア・トンプソンの学び。
プラネタリウムに通い
様々な緯度と時間での星の見え方を徹底的に分析しても
命を乗せたカヌーを実際の海で導くことは難しい。
マウ・ピアイルックという伝統的な航海師について学ぶも
5歳から学ぶという伝統的な航海師のそれともちがう
ナイノアなりの学びは手本がない。

コンパスも持たず、時計も持たず
蓄積した経験と自分の知覚だけをたよりに
カヌーをハワイからタヒチに導いて行く!
自然への畏怖と人間の可能性
ことばにするとなんかちまちましてしまうんですが。

学び実践するとはどういうことか。
航海のドキュメンタリーというよりはそっちの方の本です。
遭難/漂流モノを軽く期待していた私ですがw
期待はずれになるどころか
結論としては、意外なところに真実があり
コンピューターで仕事をし理詰めを求められる日常に埋没している
私が忘れかけていたことを思い出させてくれる
とっても素敵な本でした!!




やっと秋らしい陽気になってきたね!らん♪
ホットカーペットもやっと干せて。
冬ごもりの準備?はなんとなくわくわくします。
うん、ホントは寒いの大キライだけど・・・
今年もいろいろ工夫してがんばりたいと思いまーす。


先日は代々木公園でほげっとしたあと
ウィンストン・スミスの展示を見にSDLXへ。
実物を見るとメッセージ?というか
思いを突きつけられる感じでよかった。
作品ほすぃ〜 あのクロス丸ごとほすぃ〜
山本達久氏のライブも見て満足。

そのあと西麻布某所で白レバーなるものを食す。
てか、ほぼフォアグラだった。
ハニーマスタードとかカシスしょう油とか
甘いソースとの相性抜群!
ワインがすすむくん。
でも帰り自転車で、ちょっと遠かったw



「縄文聖地巡礼」坂本 龍一,中沢 新一 読了。
うーん、坂本龍一ファンはときめくのかしら。
会話があんまり面白くないw
細野さんの分福茶釜のほうが面白かったなー(全然テーマはちがうけどw)
内容は中沢氏の著作を読んでいる人には
とくに目新しいこともないといった感じ。
縄文をめぐる旅のガイドブックとしては
参考になりそうね。
旅に出たくなりました。


333 DISCS PRESS 11月号がアップされました♪
「ちなぼんぼんぶっく」もアルヨ。見てみてね!
→333 DISCS PRESS








20100613flyer週末はDJ YOGURT & KOYAS君たちとライブでした!
彼らのCHILL OUT Live Setは
チルのみならずダンスもありの
充実した内容ですばらしかったです。
盛り上がった!w
そしてcinnabom+青芝和行も。

日曜の午後にあそぶって
なんかゆったりとできていいですね♪
早めに切り上げて月曜にそなえても
満足感がありましたー

CLUB SEATAの村上君は
実は昔からの遊び仲間で
以前UNITでブッキングをしていたのですが
今はこちらでがんばっています。
そんな彼の姿も見られてよかった。
がんばっている人を見ると
こちらも元気をいただきます。




「バガバッドギーター」読了。
うわはは、またスゴイの借りてきてしまった。。。
ヨガの参考書を探していると
なぜかこういう本にあたってしまう。
ヒンドゥー教の聖書とも言うべき古典ですが
田中嫺玉さんの翻訳もすばらしく
仏教と対応させた解説もあったりして
意外と親しみやすかったです。
現実世界で自分に与えられた仕事をまっとうしながら
ひとつなるものと一体化し
絶対的な幸せにいたる方法=ヨガ の指南書
と言ったらよいのでしょうか。
ここに書いてある知恵を
全部実行できたらほんとにすばらしい!
けど実際はなかなかむずかしくて
そのへだたりに
読んでて泣きそうになるくらい
哀しくなってしまうこともありますが
これは手元に置いておきたいなーと
ひさびさ思った本でした。





あさって放送のUstream「チャンネル三輪舎」は19時から23時!(JST)
ちなぼんぼんぶっくとミニライブは
19時15分からの予定です☆
こちらへアクセスして下さい♪
http://www.ustream.tv/channel/3rinsha







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