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仕事を終えふみやんと青山グリエという店で食事。
またも食った食った食ったー。
なかでも、水菜と梨とゴルゴンゾーラのサラダというのが絶品でした。
意外な組み合わせの妙。
これぞ料理人のセンスの結晶という感じ。
自分ではぜったい作れなさそなお味。

その後、コモンズ&センスのやっている展示の
オープニングパーティに顔をだし
シャンパン飲んでスワロフスキーのキラキラを眺めまわした。
やはり光り物には目をうばわれてしまう女デスモノ。
ドラッグクイーンもいっぱいいた。

それから勢いでUNITに移動し
ZERO 7の人のDJで踊った。
平日だからか意外とすいていた。
こじゃれすぎ?な感じだったけどもうかなりよっぱらっていたので気持ちよく踊った。
最後知らない女の子と男の子がいて
彼女は彼のことが好きででも付き合ってくれないとゆっていて
あたしはその人のことをやたらと励ましていた。もうわけわかりませ〜ん。

イリュージョン」読みました。
名作と言われていますがやはり
かなり好き!とても好き!

村上龍氏のあとがきは
時代のせいもあるのか
なんかちょっと的はずれな感じがしますが
最後に引用されていたバック本人のことばが
やはりあたしの受け止めたことはまちがっていなかったんだ!と
確信させられますた〜。

偶然なのかなんなのか
先日読んだ「神との対話」と主旨はほとんと同じでした。
ヴァリス」とかもそうなんだけど
人生をよりよく生きるための知恵〜現代版〜てな感じで
このテの本はみな同じ事を言っている。
なにか共通の出典があるとしか思えない!
聖書とかコーランとかそーゆうのの新解釈なんだろーか?

でもそこに書かれてることはほんとに
そうだよな〜と同感してしまいます。
「救世主は自分なんだよ。」ってことで。

それから、SAKANAの西脇さんが
サイトにアップしたお話「noira & yoccola」もすばらしかったです。
西脇さんの人生哲学が
随所に嫌味なくちりばめられていて感動しやした。
あと絵もすごく綺麗。絵本として出版してほしい!


煩雑な現代生活に多様な価値観。
日常もなーんかそういうのに翻弄されがちですが
こういうシンプルなお話を読むと
自分の生活も人生も
もうちょっとなんとかなるんじゃないかと
夢見る勇気がわいてきます。

田口ランディさんのブログが興味深いです。
以前から彼女の本やネット上のエッセイが好きでよく読むんだけど。
最近ブログをはじめたもよう。

この人のいいなと思うところは
変にナルシスティックなところがないところ。
等身大というのでしょーか
正直に自分に対峙して文章を書いているんだと思う。

オトナになるとなんとなく
知ったかぶって分かったふりしちゃったり
アタマのいい人ぶって納得したふりしちゃったり
ちょっとくらいの違和感なら
強引に丸め込んじゃってなんとかしちゃう
みたいなことやりがちなんだけど。

だからホントにアタマのいい人にとっては
彼女の文章ってまったく共感持てないのかもしれないけど。
でも、ホントにアタマのいい人ってなんだろ。

まあとにかく、等身大の自分に向き合うって
意外となかなかむつかしい。
とても勇気がいることだとあたしは思う。

ましてや彼女のよーに
作家として売れているような人が
そういうことを続けているってのはホントにスゴイ。

ふみやんからなぜか
花伝書―風姿花伝」を勧められたので読んでみた。
学生の頃、日本史でおぼえた
観阿弥・世阿弥のあの「花伝書」ですよ。
オトナになって読むことがあろうとは!

内容はさすがすんばらしいものでした。
ちゃんと現代語訳もついているので心配なしです。

観世家に伝わる能の奥義を記したものですが
600年以上もむかしの日本に
こんなに体系化された深い芸術論があったことに
たいへん驚かされます。

てかホントに現代にもまったく通用する!!
煩雑なこの世の中
いろいろな音楽や本や芸能や
さまざまな表現があふれかえっていますが
「花」という「人を幸せにする、豊かにするおもしろみ」について
原点に帰ってはたと考えさせられます。

あーそれにしても
「花」っていいことばですねえ。

しかも芸術論ってゆーか
ほとんど人生論でした。

まだまだまだですが
焦らずたゆまず地道に精進するしかないのだなあと。
観阿弥さん、キビシーっす。

読書の秋で〜す。
川上弘美の短編集「蛇を踏む」を読んでみた。

ぬ〜っとする。
この人の本ははじめてだったんだけど
このジェットセットな東京ライフにどっぷりつかり
なんでも手っ取り早く消化することに慣れきったあたしははじめ
なんか肩すかしをくらい続けてるような居心地の悪さ。
「ででで、結局なにが言いたいの?」みたいな
もどかしさにどうしてもあわてて読んでしまう。

でも何扁か読み進めていくうちに
そのテの結論はこの本にはないってのがわかってきて
そうするとこの
のらりくらりぼわわわんとした感覚が
みょ〜に心地よくなってくる。

そしてそのうち
その詩のよーな夢のよーな世界の
期待しない方向から「意味」がやってくる。
あ、こんなふうな感覚ってあたしもなんか知ってるなあ、とか
あれってのはこういうことだったのかも!?
みたいな感じであたしの中に落ちてくる。(腑に落ちてくる?)

梶井基次郎とか福永武彦(池澤夏樹のお父さん)みたいな
ちょっと昔の文学作品に似ていないこともないんだけど
もっと脱力で曖昧で
それが中途半端を意味しないところが彼女独特のものなのかも。

ああ、あこがれるよそーゆうの。
だからぬ〜っとここちよかったです。

コンバットを置いておいたのにー
3ヶ月効くってかいてるのにー
夜中にギターを弾いて歌っていたら
ソファの下からもぞもぞはい出してきた。
2時半までかかって汗だくになりながら退治するも
ゴミ箱にまでは運べず(きもちわるい!)
ティッシュを山ほどのっけて放置してます・・・。うへ〜。
おかげで今日は寝不足。


神との対話(2)」をもうすぐ読みおわるですが
そこにまたステキなことがかいてありました。

人生ではなにかをしなければならないのではなく
魂のありようを宣言することが大切なのだそーです。

ちなみに人間は魂・精神・肉体の3つの要素の集合だそうです。
この3つの要素のちがいがとてもわかりやすく説明されています。

すべての人が神だというのわ
実はあたしも最近信じられるなあと思いつつあることではあるのですが
(だってそう考えたほうがいいことが多い気がする)

この本読んでるとホントにそんな気分になるので
とても有益であると同時に
とても調子にのりそうになっておもしろいです。
神の気分。

寝汗びっしょりで目覚めない朝だった。
湿度が低いのか?
毎日がこんなだったらいいのにな。


神との対話(1)」を読み終わった。
読む前はかなり眉ツバって感じがして
借りてからもしばらく読む気がせず
ずっと本棚のこやしになってたんだけど
ある日ふと読んでみたくなった。

この本を的確に説明するのはむずかしいと思う。
先入観ってものがジャマをする。

でもまあ平たく言えば
最近の思想の潮流(があるとすれば)の一派だと思う。
パウロコエーリョしかり、マヤンカレンダー(早すぎ)しかり
あたしのお気に入りのディックの「VALIS」しかり。(これはかなり早かったですな)
みな同じひとつの思想の流れ。

ただ小説仕立てとかだと、アートとして受け入れられやすい。
逆を言えば「神との対話」はそうはなってないのでとっつきにくい。
けどその分直接的で、入って行ければわかりやすい。ほとんど聖書。
(漢字にふりがながふってあるのとか。
 あれやめればちょっとは聖書感なくせそーなものですが)

とにかくその先入観を乗りこえて
素直に筆者(神)にシンパシーが持てたとき
かなり来る〜!涙でそうになる。

沢木耕太郎の「オンザボーダー」を読んだ。
彼の全集ということで、前に読んだことのあるものもあったけど
特にブラジルの2編とベトナムの2編が面白かった。
偶然だけど、この2つの国はあたしが最近行った国。(だからかな?)

アマゾンのポスエロ氏が
「人生は私にやさしかった」というその言葉が印象的。
あたしもこんな風に感謝したいものです。

あたしの旅のスタイル(モチベイション?)は根本的に
彼の「深夜特急」に影響されてるのかも。なぜなら
あたしが旅で体験したことと似たようなことが
この本の中にもいくつか出てきてうれしくなる。

彼が「深夜特急」から時を経て
現在進行形の(オトナの?)沢木耕太郎としてこれからも
どんな旅をしていくのか楽しみです。

ガツンと行っちゃってくれ〜!

してました、めずらしく。
先週の金曜日にみおっぺショコラとごはんを食べたのですが
どうやらそのときにショコラ風邪をいただいたもようです。(みおっぺ談)

丸2日以上寝ていたので
寝過ぎで腰が痛くなった。

オノヨーコの「グレープフルーツジュース」をもう一度読んだ。
う〜んやっぱすごい。

あたしがこれまで詩や音楽でやってきたことなんて全部
この本ですでに
「〜しなさい」というかたちで書かれているよーな気がしてしまう。

なんなんでしょ。
ものの10分くらいで全部読めちゃうよーな本なのですが。
ただシンプルっていうわけでもないし。

大は小をかねる?
しかしこんなマクロな芸術的視点を
こんなステキなかたちで提示できるってことに脱帽です。

そして
もうあたしはあたしのやり方でやるより仕方あるめえ
と思わせられるのもこの本なのでわないでしょーか。
だから最後のあの2行なんじゃん?

と、風邪っぴきのあたいは思った。

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