中野純「『闇学』入門」読了。
お仕事でご縁のあった渡辺のぞみさん編集の本。

東京の夜の空は明るい
特に雨の日は雲に光が反射してまるで昼間のよう
私の寝室も前のマンションの通路の照明が一晩中煌煌とともり
遮光カーテンしてさらに目枕しないと寝れやしない

スリランカの夜は飛行機から見下ろしたら真っ暗だった
ルヌガンガで見た闇夜に浮かぶ蛍の光
思い出すとなんだかこころがしっとりする
そう、闇があっての光 = 陰陽


日本人が古来より親しんできた「闇」についての考察の数々と
現状を受け入れた上でのポジティブな「暗い未来」への提案が
素晴らしかった!!
「闇」には恐怖だけでなく
とても豊かな含蓄があるのだと。
電気も無駄遣いしなくてすむし
なにより人間は「闇」に身を浸さないと体内時計が壊れちまうよ
もっともっと未来が暗くなりますように!
ナイトハイク行ってみたい(死火山で)