ボクの音楽武者修行」読了。
若き日の指揮者・小澤征爾が
そのキャリアをスタートさせる
最初の数年間の記録。

勢いとポジティヴ思考に溢れてます。
これ、重要だよね?

音楽にもいろいろありますが
ここのところあたしなりに
漠然と求めていた音楽は
小澤氏がこの本でのべている
「炬燵から話しかけるような」ものであり

また演奏するがわとしても
指揮と同じように
「いかにして力を抜くか」というのが
大きな課題のうちのひとつだなあと思いました。

とにかく音楽家としては
月とスッポンではありますが
目指すところは同じでわないか!と確認。

それはさておき
読み物としてもとても面白いです。
日の丸をかかげたスクーターで
ひとりヨーロッパに上陸。
不審者扱いされながら
生活と奮闘しながら
モーレツに勉強し吸収し
数々のコンクールで入賞し
のしあがっていく様は痛快!

読んだら彼の指揮するオーケストラを
すご〜く聞いてみたくなり調べてたら
丁度あさってNHKホールでやるではないすか!
チケットもうないけど。
しのびこむか・・・