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タグ:読書感想文

10月のリリースからほぼ毎週のようにライブで
ちょっと慌ただしかったここ数ヶ月。
2月は月末に東北に行きますが
やっとひと息ついたので、本、映画など〜

谷川俊太郎「あたしとあなた」読了。
先日の鎌倉molnさんでのライブ「貸切り図書館41冊目」でご紹介させてもらった本です。
この詩のためだけの特別な紙を作るところから始めたという
まるで工芸品のような素晴らしい装丁。
「あたしとあなた」というテーマは
私が英語で歌詞を書くときに必ず意識させられること。
日本語は主語がなくても成立するけれど。
そのシンプルな「あたしとあなた」だけで
こんなにもいろんな感情や感覚を表現する谷川氏の詩。
個人的には、主語が「僕」でも「俺」でもなく「あたし」なので
なんだか中間的な性別の感じもしたりして
面白いと同時に人間そのものに立ち入っていくような深〜い感情の森です。

あたしとあなた
谷川 俊太郎
ナナロク社
2015-06-24




こだま「夫のちんぽが入らない」読了。
ガチの実話です。
愛って、人間って、なんなんだろ。
深く深く考えさせられる、というか今も答えはまったく出ていない。
この本の中でも出ていない。
帯には松尾スズキ氏が
「”結婚”という名の怪我をした、血まみれ夫婦の20年史」って書いてるけど
果たして結婚が問題だったのだろうか?とも思う。
離婚する人はいくらでもいるこのご時世。
愛と執着、愛と生殖、愛と幸せ、、、
ぐるぐるぐる考えさせられる〜〜
しかも装丁は昔のバンド仲間、シュガプラでもお世話になっている江森君でした!

夫のちんぽが入らない
こだま
扶桑社
2017-01-18




村田沙耶香「コンビニ人間」読了。
36歳未婚コンビニアルバイト歴18年の女子が主人公
芥川賞受賞の小説です。
作者はうちのオットと同じ年だ。
もしかしたらこの年代の人々の感覚を象徴しているのかなとも思わされます。
0と1、二進法みたいな思考回路
物心つく頃からパソコンのある世代が持ってるような感覚
私はその世代ともっと上のアナログ世代のちょうど中間
グラデな世代のようでどちらもなんとなく分かるのだけど。
先のこだまさんも彼女と多分近い世代と思うのですが
この世代特有の絶望感は深い。

コンビニ人間
村田 沙耶香
文藝春秋
2016-07-27




映画館で見たかったのだけど、、、やっとDVDになったので。
AMYの自伝的ドキュメンタリー。
月とスッポンではありますが
同じく曲を書き歌う者として身につまされる思いでした。
みんなきっと何かを埋めあわせるようにして歌ってる。
その闇をきちんと扱える人間ばかりではないことを
自分でも薄々気づき始めてはいる。
AMYの繊細さはリスナーとしてはありがたいけれど
一人の女性の人生にとっては破滅的。

AMY エイミー [DVD]
エイミー・ワインハウス
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2017-01-11




おまけ。
先日の大宮でのライブ楽しかったです♪
Facebookになりますが写真いっぱいアップしているので
よかったら見てみてね☆
https://www.facebook.com/chinatsu.shoyama







「ヒマラヤ聖者が伝授する《最高の死に方&ヨーガ秘法》」成瀬雅春
いんやもーおーもしろくって一気読み!
タイトルもなんだかセンセーショナルだしw
ハウツーものかと思いきや
なぜかフィクション仕立てになっているので
ヨガに興味のない人でも、普通の読み物として読めちゃう感じ。
けれど瞑想時にこころやからだの中で起きていることの描写などは
きっと成瀬氏の実体験に基づいているのにちがいないと思わされます。
「あるヨギの自叙伝」と比べると(→感想文はこちら
やはり日本人の著作であるということや
(フィクションだけれども)科学的に説明しようと試みている
ということもあって、解脱をより身近に感じる作品でした!
(かといってカンタンに解脱できそうって意味ではないですもちろんw)


「流れる星は生きている」藤原てい
壮絶!!
敗戦下小さな子供を3人連れて
女手ひとつで満州から引き上げたという実話。
極限状態の中での人間心理は非常に残酷
それが自分の中にも小さな種のようにしてあるのでは
と思わずにはいられないのでした。
でも、それを発芽させてしまうことのないよう
日々精進していきたいと思います。
母の強さ、子供の生命力に
ただただ唖然としてしまう作品でした!
そう、作者はあの「アラスカ物語」の新田次郎氏の妻というのも驚き。


「低地」ジュンパ・ラヒリ
素晴らしかった!
弟の死によって大きく人生を変えられてしまった
兄、妻、娘、の物語。
やはりシンパシー、毎度シンパシー
インドの系譜の方だけど
いやだからこそ、運命に翻弄されることの
辛さ、悲しさ、そしてその先の、ささやかな光

ここで描かれるのは一人の人間の死という
(家族にとっては)大きな事件をきっかけとしたものではあるけれど
そもそも人生とは小さないくつもの別れや出逢い、
えんえんと続いていく選択の積み重ねなのだと
それを日々受け入れて生きていくだけなのだと
淡淡と、でもどこかやさしい語り口が
暗に語っているような気がしてなりませんでした。
人生の縮図ならぬ拡大図を広げてみたら
不思議にもいろんなことが見えてきたよ、てな作品でした!





次のライブはcinnabom 久々横浜に行きます!東京でもやります!あそびにきてね♡
cinnabom
■2015/3/14 SAT
キャンドルでつなげナイト! vol.11 Candle Night Live@綱島Blue Corn Cafe, Yokohama
start 20:00 charge 500yen
キャンドルとアロマと音楽の融合です♪
<live>
cinnabom+ARATA、サバサンド、さとうさちこ

■2015/3/22 SUN
クリテツ子の部屋@高円寺Cafe U-hA, Tokyo
開場17:30 開演18:00
1500円+ドリンク(500円)
【出演】
cinnabom+石垣窓、アリソネ、クリテツ







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