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タグ:スリランカ

朝食を食べバイクのキーを返してチェックアウト。
実は初日にビーチで、私が水を買いに行っている間に
バイクの前輪カバーにキズを付けてしまったとオット。
見ると日本のレンタカー屋だったら完全にヤバい感じのひっかきキズが…
2万かな3万かな…いくら取られるのか心配していたのだけど

まったくお咎めなしだった!!!

何食わぬ顔で次のフランス人にバイクを貸す説明をしているコックのお兄さん。
徒歩20分が5分になるくらいだしw
やっぱおおらかなのね〜〜〜〜
ついでにランドリーのお代も忘れていたのかサービスなのか請求されず。
最後まで親切にダンブッラに行くなら何番のバスに乗って…と教えてくれた。
Nillaのおっさん、お兄さんにアッラーの神のご加護がありますように!



そして今日はいよいよこの旅のゴージャスパートに入ります
ジェフリー・バワの設計したホテル、ヘリタンスカンダラマへ!!!
まずはトゥクトゥクでトリンコマレーのバスターミナルまで(700Rs=560円)
そこからすぐにダンブッラへ行くというバスに乗り込む。
(おっさんの言っていた番号とちがったけどw まあよしとする)
昼過ぎにはダンブッラへ到着。(一人180Rs=150円)
ほいきたと声をかけてきたトゥクトゥク運ちゃんにすかさずトイレの場所を聞き
ついでにヘリタンスカンダラマまでの値段も交渉。(1200Rs=1,000円)

相変わらず下痢は止まってなかったのだけど
なんとか粗相することもなくヘリタンスカンダラマへ到着。
この日はどなたかVIPが到着するとのことで
ロビーは警備の警察官でちょっとものものしい雰囲気。
高級ホテルにトゥクトゥク、バックパックで到着したあたしたちは半ば不審者扱い?で
正面の車寄せには止まらせてもらえず端っこにトゥクトゥクを寄せ
それでもなんとかウェルカムドリンクをいただきチェックインいたしました。
お金持ちそうな人々がたくさんいてw
これまでの世界との落差にしばらく目をパチクリ的な〜。


それにしてもこのホテル、筆舌に尽くし難いとはこのこと!
建築士のオットがいつも大切そうに眺めている
大きな写真集でしか見たことがなかったけれど
岩やジャングル、カンダラマ貯水湖、どこまでもつづく平原
雄大な周りの自然すべてと調和し一体化する天才的な建築物。
館内には、平原からの風が通り抜け(エアコン不要)ツバメが飛び交い
レセプションの横やだだっ広い通路、プールの中にも突如として現れるありのままの巨大な岩!
そして遥か遠くに小さく見えるシーギリヤ!
私は建築に関してはまったくの素人ですが
どんな人でもその心地よさと美しさに感動する作品なのではないでしょうか。


夜はホテルのブッフェで。
オットも苦労することなくビールやワイン(甘いと言っていたけど)が飲めて
それに何と言っても念願のホテルに宿泊できて満足気でした。
私はしかし体調がすぐれず酒はもちろん食事もあまり取れず…




早朝、おなかが痛くて目が覚めてトイレに行ったら下痢でした。
インドに2ヶ月いて一度も下痢をしなかったあたくしが。嗚呼
早めに対処しようと宿のおじさんにファーマシーはどこ?と尋ねると
歩いてたった5分のところに病院があり、ファーマシーと同じ医者だから
どうせならそこで診てもらって薬をもらってきなさい、フリーだよ、と言う。
そうなのねと宿を出て歩き出したのだけど
歩いても歩いても病院は出て来ない…
方向まちがえたかな?引き返そうかな?とふらふらになりながら
結局20分くらい歩いたところにDIVISIONAL HOSPITALはあった。
こんなことならバイクで来るべきだったよ…パトラッシュ…
イケメンな若い男の先生にいろいろと便の状態やら頻度、熱の有無など問診され
薬をもらった。500ルピーと言われた。。

這うようにして宿に戻り朝食を食べ薬を飲んで落ち着いてから
療養も兼ねてw この日はカンニヤ温泉に行ってみることに!
歩き方によると、ヒンドゥー教の魔王の剣によって掘られたという伝説の温泉。
日本のように浸かることはできないとのことだけど
ここ数日安宿のぬるいシャワーしか浴びていない身には垂涎もの

宿からバイクで30分ほどでカンニヤ温泉に到着♪
地元の人たちで賑わっていて、出店のようなものもたくさん出ていて
ジャングルの中にこつ然と現れた温泉町といった風。
日本人らしき人も数人見かけたけどちょっと期待はずれな顔をしていたw
一人50Rs(40円)払って中に入る。
6つほどある井戸にバケツを放り込んでお湯を汲み浴びるという方式のもよう。
(全部の井戸のお湯浴びてみたけど、特に差はないもようw)
宗教的な施設なのでさすがに女性は肌をあらわにすることはなく
服を着たまま浴びていた。
この南国で熱いお湯がめずらしいのか子供たちは騒ぐ。
あたしは失礼して水着で浴びさしていただきました〜

はああーいいお湯!やっぱ温泉はあがるな!!はぁ〜びばびば

ほんとは井戸に飛び込んで浸かってしまいたかった。
でもまあこれで下痢も治るかも〜〜。





宿のレストランで、ダールとロティ、フルーツのスリランカ風朝食。
ロティってここではクレープ状に焼いたパンだった。
後で調べたところ、ロティとはパンの総称。
このロティの正式名称はゴーダンバ・ロティという薄焼き折り込みパンとのこと。

それから約束通り一般人の部屋に移動。
つか最初エアコンなしの部屋にシラーっと通され一悶着。
ウェブで予約したときはエアコン付き表示だったことはもちろん
昨日窓を開けっ放しで蚊帳もなくどんだけ蚊に刺されたかを強調主張して
やっとこエアコン付きの部屋に案内してくれた。
空いてるなら最初からそっちにしてくださーい、ぷんぷん


昨日宿のコックの?お兄さんにお願いして
レンタルバイクを手配してもらっていた。1日1,000Rs(800円)。
真っ赤なHONDAのピッカピカのスクーター。
いっちょまえに日本のレンタカー屋みたいに
キズなどがないか事前に確認してください、とか言われたw
散々交渉したけど、絶対に負けてくれなかった理由が分かる。
今朝も、もう一度まけてよーと言ってみたけど
新しいから絶対ダメーッ

まずは私たちのいるエリア、ニラヴェリを探検。
っていっても一本道があるのみですが。
ずーっと北上してニラヴェリの端まで行ってみたけど
小さな村落があるのみで特に何もなかった。
で、引き返していたところお高そうなホテルのプール脇にBARを発見!!
朝っぱらですが当然のようにLION LAGARを注文♪
黄金色に輝くスリランカの代表的ビールが大きなボトルで出てきたよー
ジョッキが日本みたいに凍らせてあって感動w

その後も炎天下そこら辺をウロウロしていたのだけど
なんだか落ち着かない。。。そう、

夕飯にとにかくビールを思う存分飲みたい!!!

この思いに駆られて一路WINE SHOPを探す旅へ!
とりあえず一番近い街トリンコマレーまで南下。バイクで30分くらいか。
途中は湿地帯みたいな感じで、一面見渡せども牛しかいない。
街に着くとまずはFood Cityというスリランカ大手のスーパーマーケットチェーンへ。
日焼け止めや日用品、マンゴーやお菓子を調達。アイスクリームも食べてみた(蛍光緑色)。
酒はもちろんなかったけれど、守衛さんにWINE SHOPはどこかと尋ねると
慣れた様子で教えてくれた。
あとは通りの名前を連呼しながら人に訊き訊きバイクを走らせ
やっとWINE SHOPに到着ー!(ワインはない)
ANCHORのLAGER BEERやSUPER STRONG BEER、それにDARK RUMと思う存分購入し
ウハウハで帰りにシーフードレストランに寄り遅めのランチして帰ってきた。
コックのお兄さんにお願いしてビールは冷蔵庫に
って、この日記、酒のことしか書いてない。すびばせん!

そうだな、スリランカの人の道案内は正直で親切。
結構海外で道をたずねたりしても、みんなテキトーだよね?
でもこの国ではたいがいちゃんと目的地に到達できたよ。スゴイネ


で、それから昼寝して、夕方またビーチ行って泳いでサンセット見て
ディナーでは思う存分ビールやラムコークを飲み
やっと憧れのビーチリゾートライフを満喫したのでしたー。
あ、この日宿に日本人女子2人が来ました。
山口県出身のエミちゃんとマイちゃん。夜は彼女らと久々弾丸トーク♪
彼女たちなんとダンブッラからトゥクトゥクでここまでやってきたとか!!!
3時間以上はかかったのでは?!ツワモノ!



翌朝街を歩いたけど、道はすでにきれいに掃き清められていて
あれだけの人がいたというのに、ゴミ1つ落ちていなかった!
ニッポンサポーターも真っ青、スリランカ。

昨日下見をしておいたおかげで
トリンコマレー行きのバスにはすんなり乗れた!
これからスリランカ東側の静かなビーチへ向かいます♪
このバスの運ちゃん、気持ちいいくらいに飛ばしてくれます。(左はバスの動画です)
途中1度だけトイレ休憩しただけで、夕方には到着。(所要4時間、約230Rs=190円)
ダンブッラを過ぎたあたりで遠くに世界遺産シーギリヤが小さく見えました。

東海岸は今がオンシーズンとのことで
今回も予約しておいたNillas Guestにチェックイン。
ところが、なんとダブルブッキングだったのかなぜだか部屋が空いていなかったらしく
初日はエアコンなしの元使用人部屋的な部屋に宿泊w
ただ、隣にだだっ広い部屋がありそこも使っていいとのことで
洗濯物を干しまくったり、オットと相撲を取ってみたりでなかなか悪くない。
10ドルディスカウントするとのことだったが
朝食に一人5ドル×2でトントンに。商売上手ね。
で、明日にはちゃんとした部屋に移れるとのことで残り2泊もこの宿に。


チェックインして汗と埃にまみれたカラダを流しがてら
水着ですぐにビーチへ!
歩いて3分って言ってたけど、実際は10分くらい?
海側ではないのだけれど、浜のジャングルのむこうへと沈んでいく
サンセットに見とれながら
あたたかなインド洋に浮かびました。


夕食は宿のレストランで。
焼き魚(まあまあ)、ダール、ポルサンボール、ポテトカレー+米
冷えたビールを宿のおっさんにリクエストしたところ
免許がないので普段は出せないのだけど
使用人部屋に泊まらせていることを引け目に思ってなのか
特別に1本だけ用意してくれました。



昨日列車の中でセンセイの前に座っていたシャイな男子(コック志望)
オススメのDevon Restaurantで朝食。
地元の人たちでにぎわっている。
振り返ってみれば私はここで食べたダールとポルサンボール(スリランカの定番ココナツふりかけ)が
この旅で一番おいしかった
カレーとシンプルな食パンの組み合わせが意外に合う!
あまりのおいしさに翌日もまた行ってしまったよ。
ちなみにスリランカ人は米も食べるけど、パンも人気のよう。
街にはたくさんのベーカリーがありました。

朝食の後は、スーパーマーケットなども冷やかしつつ仏歯寺へ。
街はすでににぎわっていて、祭の最終日を見物しようと
朝から敷物をしいて場所取りをする地元の人々(日本の花火大会みたいに)
ですでに歩道の半分くらいは埋まってるし
パレードの始まるあたりにはVIP席がずらりと用意され
沿道の店先にも観光客用の席が所狭しと並べられていました。

仏歯寺は拝観料1,000Rs(約800円)。
短パンをはいてきたオットは、スカートのように足をおおう変な柄のバティックを買わされていた。
入り口で蓮の花のつぼみをいただく。
そのつぼみの花びらを1枚1枚手で開いてお供えするのだそうです。
花の香りは神様のものなので、かいではいけないとか。
蓮の花を持ってスカートをはいたオットはまるでオネエのようでした。
たくさんの象たちが今夜のパレードのために世話をされているところも見たよ。
仏歯寺の中はジャスミンのような花の香りでいっぱいでした。

仏歯寺の中を一通り満喫してから
今度は明日乗るバスについて調べにバスターミナルへ。
キャンディには方面によりバスターミナルが2つありどちらかわからないので
とりあえず両方に行って、行き先「トリンコマレー」を連呼しながら歩くと
右往左往したけどなんとかそのバスが発着する場所を突き止めた。
ってゆっても乗り場も予約チケットもないただのバスがひしめく地点ですが。
建物に書いてあるRHINOという文字の位置で場所を記憶し明日に備える。
バスの本数はけっこう多いみたい。

お茶をしたりしてまた街をぶらぶらしていると
何人もの見物シート売りが声をかけてくる。
1席の相場は60ドルとも90ドルとも言われていたので
はじめはまったくその気はなかったのだけど
シート売りと話しているうちにだんだんその気になってしまい
なりゆきで2席買ってしまった。2人で10,000Rs(8,000円)
てか値段を提示されると自動的に値切ってしまうという習性はいかに?

で、高いお金を払って席を買ってしまったために
貧乏性のわたくしたちは今度はその席から離れることができなくなった。
だってせっかくのシート、離れている間にだれかに座られちゃったら
この世界ではとうてい取り戻すのは難しいことが容易に想像できたので。
ここはでも2人いてよかった♪
交代で席を確保しながら飲み物や食料を調達。
しかもよかったのは買った席がホテルの目と鼻の先で
トイレ問題も解決(ほかの人たちはどうしていたのだろう?)。
席を買ったのは夕方5時頃だったのですが
そこからひたすらその席にはりついてペラヘラ(行列)を待つことに。

その頃になると歩道はほぼ座り込んでいる地元の人で埋まっていて
通行人は歩けない状態。
昨日人垣を突破できなかったことに納得。
私の前に地元のおばさんがちょうど私のスネを背もたれにする感じで座っていて
※観光客用の有料席は椅子だけど、地元の人は敷物に座り込んでいる(=たぶん無料)
だんだん人に押されて遠慮することもなくこちらへ寄りかかってきたので
こちらも負けじとあーいいですよ、なんなら肩でも揉みましょうかと
コミュニケーションしてみたところ、急に周りの人々の顔がほころび
おひねりのようにして投げ入れられるサンドイッチやカレーなどのお弁当やお菓子を
たくさん分けてくれた。こちらもフルーツをおすそ分けしたり。
子供たちはとってもかわいらしくまた観光客がめずらしいらしく写真を撮ってとせがむ。
おばさんの妹たちとも仲良くなり
ケータイ(スマホだったよ)の写真を見せ合ったりしているうちに日は暮れて
ペラヘラが目の前にやってきたのは夜の9時頃だったか。

夜7時半に仏歯寺を出発したペラヘラがやっと目の前にやってきたのです!
はじめは爆竹でお清め、そして皆で道に向かってコインを投げます(そう教わった)
その音の美しいこと。
その後は太鼓や火を回す踊り、歌、きらびやかに着飾った象のダンスが延々と
つづくつづくつづく〜〜〜〜
そして、もう何時頃だったかも忘れましたが
やっと、一層派手に電飾された象の背中に乗って仏歯が登場(写真)
すると皆一斉に立ち上がりそちらに向かって敬虔に手を合わせるのでした。
そしてその後も太鼓、踊り、歌、象のダンスとつづくつづくつづく〜〜〜〜

さすがに朝から歩き回り疲れていた私たちには12時頃が限界だったので
3姉妹ファミリーにも別れを告げ
なんとか人垣を突破して近くのホテルに戻ってきました。
で、祭の日に酒を出さないスリランカではもちろん全員シラフなわけで!(驚愕)
ホテルにもどり思わずフロントのおじさんに
ねえ、ビールとかちょっと出せたりしないの〜?
と聞いてみると、ビールはないけどジンならあるよと怪しげな顔つきで言う。
私はジンならいらないやーと断り部屋にもどった。
するとしばらくして部屋にノックが。
開けるとまたもフロントのおじさんがそこに立っていて
もう一度ジンをオススメしてきたのでもう一度私は断った。
それから私はシャワーを浴びたのだけど
タバコを吸いに出て行ったオットがなかなか帰って来ない。
大分して戻ってきたと思ったら顔が少し赤くなっている。
タバコを吸っていたら腕をつかまれ奥に連れて行かれ
ほぼ原液のジンをしこたま一緒に飲まされて
日本へ働きにいきたいのだが話を聞いてくれとせがまれたとのことw
おじさん、よっぽど飲み相手が欲しかったんですね。。。

その後、ペラヘラの太鼓の音は朝方までつづいていました〜〜〜



キャンディでは、スリランカでもっとも有名なお祭と言ってもいい
ペラヘラ祭の真っ最中!
10日間にわたり行われるその祭のピークは最終日
仏陀の歯がまつられているという仏歯寺から
1年に一度ご本尊がご開帳され
象の背中に乗せられた尊い仏様の歯が街を練り歩くのです。
旅の日程がたまたまその最終日と重なっていたので
ラッキー!とばかりにキャンディ訪問を決めたわたしたち。
ホテルもそのパレードが見やすいと思われる街のど真ん中を予約。
そうして最終日前日の夜、首尾よくキャンディ駅に到着したのでした。

街はすっかりお祭りムード
にぎわう駅前でトゥクトゥクの運ちゃんと交渉し予約してあったホテルに行きたいと言うが
ちょっと顔をしかめている。
聞くと祭だからホテルの前まで行けないので
回り道して近くまで行くから後は自力で行けという。
はい、わかったよとそこまで連れて行ってもらうと
すでにパレードは始まっているらしくものすごい人垣。
人垣のむこうで燃え盛る火の輪っかをぐるぐる回しているのが見える!
わー!すごいな!
でもとりあえずホテルへチェックインしなくちゃね。
よっこらしょと大きなバックパックを背負って恐る恐る人垣に突入する謎の東洋人2人
だけども押しても押しても全然前へ進めない〜〜〜
場所を変えて何カ所か試してみるけど全然ムリ!
地図とにらめっこし別の通りに回ってみたりして試みるも全然ムリ!
渋谷のスクランブル交差点に慣れてるうちらよがんばれば抜けれるはずっ
と何度も突入を試みるがどうしても人垣に跳ね返されてしまう…
ひー!こんなことって、あるだろうか!!

やっと事態の深刻さに気付くわたしたち。
このままホテルに辿り着けなかったらどうしよう…
運ちゃんによると祭は深夜1時頃までやるって言ってるし…
一気に疲れがやってきて夫婦仲も険悪、途方に暮れるーー
とりあえず、どこかで夕飯をしよう
あてもなくとぼとぼと道を歩き出したが
街の中心部には入れないしほんとにあてがない。。。

結局、通りかかったトゥクトゥクを捕まえ
運ちゃんに涙目ですべての事情を話すと分かってもらえて
夕飯を食べられるレストランに避難
祭が終わって道が空いたらまた迎えに来てもらうことに。
ホテルへチェックインが遅くなるむねも電話してもらった。ほっ。
タクシーにしたら1メーターもいかないほどの移動で
それなりの料金取られたけど(意識朦朧でいくらだったかも忘れた)
ぜんっぜん安いよ!!ほんとうに助かりました。ありがとう!
深夜、Charlton Kandy Restにチェックイン。

みなさまも祭の日の街中心部への到着にはご用心〜〜











今日はキャンディへ列車で移動するので
朝からチケットを買いにFort駅へ向かって歩いていたら
何やら聞き取りづらい英語で話しかけてくるおっさん。
お金はいらないだの、同じ仏教徒だの言いながら案内すると言ってきたので
ついつい言いなりになってトゥクトゥクに乗ってしまったー
ら、なぜかヒンドゥー寺院に連れて行かれるわ
最初100ルピーだったトゥクトゥク代が1,000ルピーになるわで大揉めにww
(そもそもFort駅は歩いて行ける距離だって分かってたのに…なんで乗っちゃったのか)
おっさんは運転手とも結託してトゥクトゥクの出入口をふさいでなかなか降ろしてくれないし
オットは払っちゃおうか…とか弱気になって言ってるので
あたいは日本語で「ずえったいに100ルピーしか払わないよ!」と宣言し
キレて反対側の窓から降りようとすると(いう演技で)さすがにおっさんが折れ
とにかく100ルピー札のみをぶん投げて後ろも振り返らず逃げてきた。
ふぅ〜〜〜 インド、じゃなくてスリランカの洗礼!

結局自力でわけなく駅にたどり着きキャンディまでの2等車券をゲット♪(190Rs=約160円)
それから駅前の食堂で初のスリランカカレーの朝食!(写真)
ダール(豆のカレー)と魚のカレー、チキンカレーを指差しでオーダー。
ごはんはなぜか白いビニール袋をかぶせたお皿で出してくれた。
ツーリストへの気遣いかw
暑い店だったけど、美味しかった!

それから列車の時間まで街をふらふら。
Dutch Hospitalという、昔オランダ人の病院だった建物を改装して
ショッピングセンターにしているというおされエリアのカフェでお茶。
さすがに本場セイロンの国とあって
紅茶のブレンド具合が上品で、チャイラテがめちゃめちゃ美味しかった!
また、ジェフリー・バワの設計した寺院に偶然たどりついたり。
斬新なデザインでしたが涼しくて大変居心地がよかったです!


指定された時間に駅へ入り、チケットを見せて列車に乗ろうとすると
その列車はダメだよ、乗れないよと駅員に言われる。
なんでー!今朝はこの時間にこのホームって言ってたのに〜泣
訳も分からずまたもや指定された別のホームへと移動し
さらに2時間待つことに…
うん、これが旅だよね…

しかし、その間にやることはいっぱいあった。
まずはすっかり不機嫌になってしまったオットのために(いや、自分のためw)
車内で飲むビールを求めて東奔西走。
人に尋ねまくって結局駅の外まで出て
「WINE SHOP」という名のワインの売っていない酒屋にたどり着いた。
後で判ったのだけど、酒の販売は免許制なので「WINE SHOP」でしか買えないとのこと。
キオスクとかないってことのようです。日本って便利。
キンキンに冷えた缶ビール2本をゲットし、
あとは余裕でツマミ(カレー味スナックやロティというサモサ的なもの)も買って
ホームに戻ってきたら意外にもすでに列車が入線しており
なかなか帰ってこない私を心配してかオットが所在なげにホームに突っ立ってました。

かわいそうなオットを助けてくれていたのが
なぞのスリランカ人日本語教師「センセイ」(と私が呼んでいた)。
センセイは昔日本に住んでいたこともあるそうで日本語堪能。
日本語を話せるのがうれしいらしく
キャンディ手前の彼の降りる駅まで約4時間ずっとおしゃべりしていた!!
センセイにいろいろスリランカでのギモンも聞けたりして
(なんで最初の列車に乗れなかったのかとか、シンハラ語とタミル語の区別とか etc...)
勉強になり大変面白かった〜
そうして夜9時頃列車はキャンディに到着。

ホテルは予約してあったのだけど
この日はここからが一番へこたれた!
長くなりそうなので、つづきはまた明日。











直行便が売り切れだったためキャセイパシフィック航空で
香港、シンガポールを経由しコロンボへ。
15時間くらいかかった!が、往きは元気♪
夜到着し予約していたホテルCity Beds the Regentへチェックイン。
空港から街まではタクシーで2,300ルピー(約1,900円)。
日本が建設に協力したという高速道路を、(偶然にも)日本車タクシーで走る。
運転手はその車を手に入れて今日が仕事始めで
最初の客が日本人で驚いていた。うちらも驚いた。
なのでまずは、まるで日本を走ってるみたいで変な感じだったのだけど
大きくちがうところは夜が暗いところ。
飛行機から見下ろした景色も
灯りがポツポツって感じでほとんど真っ暗。
トーキョーやシンガポールとは大違い。
とりあえず、機内食4食も食べて(ワインが美味しかった
おなかいっぱい胸いっぱい夢いっぱいでねむった〜








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