さらっさらの風が吹いている
ものともせず立ち上がるのはタチアオイの花
あじさいたちは雨を待ちわびて
猫背な茂みから空をあおいでる
あたしはひとり鼻歌まじりで
よく乾いた洗濯物を取り込むのです
高く抜けた空の匂い




さとう三千魚さんのウェブサイト「浜風文庫」にて
定期的に詩を発表していくことになりました。
鈴木志郎康先生の最新の詩もこちらで読むことができます!
→浜風文庫

ところで、cinnabomのツアー、途中になっており申し訳ございません
8月からsugar plantのアルバム録音が決まり
ただいまそちらの準備にあたふたしております。
取り急ぎ、7月に代官山でcinnabomライブが決まりました。
よかったら聞きに来てください!詳しくは「live info」へ。




最近読んだ本・・・
村上春樹「騎士団長殺し 上・下」
この作家は巫女なのかもしれない。いや、巫男?
なぜなのか、自分の身につまされることが満載すぎてそう思った。
どうやって書いているのか不思議と思っていたらこんな本が
「みみずくは黄昏に飛びたつー川上未映子訊く/村上春樹語るー」
こちらも読まねば!

ポール・オースター「ナショナル・ストーリー・プロジェクト機Ν供
ここのところ実話に目がない私にはうってつけの本でした。
が、実話に興味がない人も十分楽しめる内容。
本当にこれ市井の人々が書いたものなの?と思うほど
味わい深い素敵な文章が多いのだけど、翻訳がよいというのもあるのかも。
などと思っていたら、一概にそうでもないということが日本版(↓)を読んでわかった。

内田樹/高橋源一郎 選「嘘みたいな本当の話」「嘘みたいな本当の話 みどり」
上記の本の日本版があるというのを知り読んでみた。
日本とアメリカの国民性のちがいが浮き彫りになっていとをかし。
どちらが良い悪いではないのだけど
読み物としては圧倒的に本家の方が面白かったな。
日本の人々はほぼ単一民族で構成されていることやまた島国ということもあり
不文律とか暗黙の了解とかあえて説明するまでもないコンセンサスとか
フツーの人が書く文章には現れないものがたくさんあるのではと思いました。
比較文学、興味深い!!

夏目漱石「こころ」
30年ぶりくらいに読み返しました。
いやはや、不朽の名作!!
漱石と言えば教科書に載っていたり子どもの頃散々読まされたものですが
オトナになってこそ分かることがいっぱいで
子どもには逆に読ませたくなくなりましたw
先生の手紙(遺書)で唐突に終わっているこの構成も
なんと深く決定的な効果を醸し出していることか!

枡野俊明「禅と食」
食べること、そしてその準備をすること
毎日のことだからこそ心をこめてすることで修行になる。
毎日のことだからこそ、手を抜きたくもなるのだけれど
手を抜いても、いのちをいただくことに変わりはない。
修行というと堅苦しいけれど
毎日を、その一瞬一瞬を、生き尽くす
という心がけは常に忘れないでいたい、と改めて。
水上勉「土を喰う日々」も思い出した。その感想文はこちら