蓮村奮「生命礼賛」読了。
タイトル大げさだしw
名前が今とちがってるけどー
蓮村誠という日本で著名なアーユルヴェーダの医者がおり
 本もたくさん出版されているのですが
 その人となんか関連あるのかなーと調べてみたら
 奮というのは当時のペンネームとのことでした!)

アーユルヴェーダを現代の科学に参照して再構築した
マハリシヴェーダ科学(ヴェーダ医療)の解説書。
スリランカで受けてきたアーユルヴェーダが
一体全体どういうことだったのか知りたくて。
ちょっと専門的ではありますが
普通の人にも分かりやすく解説されていて大変興味深かったです。

生命の持つ完璧な自然治癒力をいかにして引き出すか。
西洋医学ではまったく考えられてこなかったこのことについての
実践方法とその理論。
言い換えれば、病はどうして起こるのかということでもあり
このメカニズムを少しでも理解していれば
人はもっともっと健康にそして幸せになれるのだなーと。

この科学は、ただ 病気がない=健康 ではなくもう一歩踏み込んで
心も身体も全部ひっくるめて幸せになることを目的としており
よくよく考えてみれば、私たちが人生で求めていることって
そういうことなのだと思うのです。

ヨガや瞑想もこのアーユルヴェーダの一環であり
それらの理解を深めるのにも役立ったと思う。
というか、この古くて新しい科学(否、保健体育?道徳?)の授業が
今の小学校や中学校にあったらすごくいいのに!!