たれこめた雲が
やわらかな
桃色の
朝やけをくれた

安住の地は
見ない
そのほうがしあわせだと
今は知っている

すべて知ったという
安住は
ただの思いこみ
好きだから
知っているともちがう
知らないから
好きともちがう

ほんとうは
好きだから
知らないのかもしれない

観念的すぎる
やわらかな
朝やけは
すぐ消えた